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J-GLOBAL ID:200903016663256474

インバータ装置の出力過電流保護装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 荒船 博司 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993154012
Publication number (International publication number):1995015974
Application date: Jun. 25, 1993
Publication date: Jan. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 本発明はインバータ装置の出力過電流保護装置に関し、インバータ装置の過電流耐量を大きくし、出力容量を低減することなく波高率の大きな負荷を使用することを目的とする。【構成】 半導体ディバイスに固有の連続最大電流に基づいて決定される第一検出レベルの過電流を検出する第一過電流検出回路2と、連続最大電流よりも大きなレベルの繰り返し通電できるデューティ比を有する短時間パルス通電電流に基づいて決定される第二検出レベルの過電流を検出する第二過電流検出回路3と、第一過電流検出回路2により過電流を検出している間の通電時間t1 が予め設定された許容時間t2 を越えると所定の制御信号を出力する時間計測回路4と、時間計測回路4の出力値と第二過電流検出回路3の出力値との論理和を出力する論理和回路5と、論理和回路5の出力値に基づいてインバータ装置1を保護するインバータ保護回路6とを備えるように構成する。
Claim (excerpt):
インバータ装置と、第一過電流検出回路及び第二過電流検出回路と、時間計測回路と、論理和回路と、インバータ保護回路とを備えるインバータ装置の出力過電流保護装置であって、前記インバータ装置は、半導体ディバイスにより構成され、直流を交流に変換するとともに、変換した交流を前記第一過電流検出回路及び第二過電流検出回路に出力するものであり、前記第一過電流検出回路は、前記半導体ディバイスの安全動作領域内において、該半導体ディバイスに固有の連続最大電流に基づいて決定される第一検出レベルの過電流を検出するとともに、過電流の検出の有無を前記時間計測回路に出力するものであり、前記第二過電流検出回路は、前記半導体ディバイスの安全動作領域内において、該半導体ディバイスに固有の連続最大電流よりも大きなレベルの繰り返し通電可能なデューティ比を有する短時間パルス通電電流に基づいて決定される第二検出レベルの過電流を検出するとともに、過電流の検出の有無を前記論理和回路の一方入力端に出力するものであり、前記時間計測回路は、前記第一過電流検出回路により過電流を検出している間の時間を計測し、通電時間が予め設定された許容時間を越える場合、許容時間を越えた旨の制御信号を前記論理和回路の他方入力端に出力するものであり、前記論理和回路は、一方入力端から入力される第二検出レベルの過電流の検出の有無を示す信号と、他方入力端から入力される第一検出レベルの過電流が許容時間を越えたことを示す信号との論理和信号を前記インバータ保護回路に出力するものであり、前記インバータ保護回路は、前記論理和回路からの出力信号に基づいて前記インバータ装置の出力過電流を抑制するものであることを特徴とするインバータ装置の出力過電流保護装置。

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