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J-GLOBAL ID:200903016680326214

汚染物質の生分解の為の装置、及び汚染物質の生分解方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 若林 忠 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998053244
Publication number (International publication number):1999244878
Application date: Mar. 05, 1998
Publication date: Sep. 14, 1999
Summary:
【要約】【課題】 バイオリアクターによる汚染液の浄化処理効率を格段に向上させ、微生物による汚染液処理後の二次処理が不要な汚染物質の生分解の為の装置を提供する。【解決手段】 微生物培養用培養槽Aと被処理液から汚染物質を微生物を含む培養液中に移動させる物質交換装置Bからなり、Aには微生物担持用のみかけ比重が培養液とほぼ同じ担体が分散する培養液を容れる区画aと培養液のみを入れる区画bに区分するフィルターを有する隔壁を設け、区画aの上部から分散液を底部に向かって循環させる、途中に液流ジェット機構を有する管を備え、その機構にbの底部から抜き出した培養液を送り込んで循環を促進し、ついでその混合液をBと接触させてBに供給される被処理液中の汚染物質を混合液に移動させるようにした装置。
Claim (excerpt):
汚染物質を含む液体を、該汚染物質を分解可能な微生物を用いて浄化する為の装置であって、該微生物の培養液及び該培養液と略等しいか或いは小さな見かけ比重を有する該微生物が固定化された担体を含む第1の区画、及び該培養液を含み該担体を含まない第2の区画を備えた培養槽;該第1の区画の液面近傍に該担体を含む該培養液の導入口を備え、該導入口から導入した該担体を含む該培養液を該培養槽外に導出する導出管;該第2の区画と該第1の区画の底部とを繋ぎ、該第2の区画の該培養液を該第2の区画に還流させる為の還流管であって、途中に管内通液空間縮小による負圧形成部と該負圧形成部に該導出管の培養槽外導出端を臨ませて該第1の区画の該担体を含む該培養液を該導出管及び該還流管を通して還流させるための推進力を与える液流ジェット機構とを備えた還流管;及び該汚染物質透過性を備え且つ該微生物不透過性の隔膜で囲まれた空間を該汚染物質を含む液体が還流可能に構成されている汚染物質交換手段、を備え、該汚染物質交換手段は、該導出管及び該還流管によって形成される該担体を含む該培養液の流れの中に配置されていることを特徴とする装置。

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