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J-GLOBAL ID:200903016693117657

輻射線吸収を利用した気体混合物中のアルコール濃度を測定する方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996347207
Publication number (International publication number):1997281039
Application date: Dec. 26, 1996
Publication date: Oct. 31, 1997
Summary:
【要約】【課題】 妨害成分を含有する気体混合物中のアルコール濃度を正確に測定するための方法及び装置を提供すること。【解決手段】 本発明の方法及び装置は、透過帯域の狭い光学干渉フィルターの透過帯域の波長範囲7.5〜12.5μmにおける角度依存性を利用し、この範囲内での濃度測定の対象であるアルコールの吸収帯域とその直近部分を検討するものである。用いる干渉フィルターの透過帯域は、アルコールの濃度測定に利用する吸収帯域の平均波長の1.5%よりも広い幅を有する。アルコール吸収帯域及びその近傍の隣接ピークから得られた測定情報を数学的に利用して、妨害物質の影響を補償する。
Claim (excerpt):
測定対象であるアルコールの吸収線の範囲内に実質的な吸収を示す妨害成分を数種類含有しうる気体混合物中のアルコール濃度を輻射線吸収によって測定する方法において、気体混合物を試料室内に通し、輻射線発生源から各種波長を含む光線を発し、前記試料室内の気体混合物中を通過させ、前記気体混合物中を通過した輻射線を光学干渉フィルターに通し、但し、前記フィルターの輻射線透過帯域は狭く、且つ前記フィルターは前記輻射線の主進行方向に対して傾斜させることにより前記フィルター透過帯域の波長範囲を変化させることができ、前記干渉フィルターを通過した輻射線の強度を3種類以上のフィルター傾斜角において測定し、そして異なる波長で測定したこれらの透過値を用いて、測定結果に対する妨害成分の影響を減少させ且つ前記気体混合物中の測定対象であるアルコールの濃度を算出する過程を含む方法であって、前記測定を、測定対象であるアルコールの吸収線を1本又は2本以上包含する7.5〜12.5μmの波長範囲の光線について実施し、且つ、前記光学干渉フィルターの透過帯域が、測定に用いられる平均波長の1.5%よりも広い幅を有することを特徴とする方法。

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