Pat
J-GLOBAL ID:200903016757718528
炭素繊維の表面処理方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
伊藤 穣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991219368
Publication number (International publication number):1993044154
Application date: Aug. 06, 1991
Publication date: Feb. 23, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 炭素繊維の表面に主にOH基などの酸素含有官能基を多く導入できると共に、表面の凹凸をも増加させて、複合材料を構成する樹脂マトリックスと強化繊維との接着性を向上させる炭素繊維の表面処理方法を提供。【構成】 炭素繊維を電解酸化により表面処理する方法において、炭素繊維を陽極及び陰極に交互に変えながら多段で行う連続的電解酸化又は、炭素繊維を陽極としてバッチで行う電解酸化に際し、初めに炭素繊維へ50c/g以上の電気量を通す苛酷な条件下で電解酸化する第1段階の処理を行い、次いで、水洗・乾燥した後に、950°C以上の温度で焼成処理し、その後に、20c/g以下の電気量を通す温和な条件下で電解酸化する第2段階の処理を行う。【効果】 炭素繊維の表面に酸素含有官能基を優先的に増加させることができ凹凸の増加に著しい効果があり層間剪断強度に優れた複合材を提供できる。
Claim (excerpt):
炭素繊維を電解酸化により表面処理する方法において、炭素繊維を陽極及び陰極に交互に変えながら多段で行う連続的電解酸化に際し、(a) 初めに炭素繊維へ50c/g以上の電気量を通す苛酷な条件下で電解酸化する第1段階の処理を行い、(b) 次いで、水洗・乾燥した後に、950°C以上の温度で焼成処理し、(c) その後に、20c/g以下の電気量を通す温和な条件下で電解酸化する第2段階の処理を行うことを特徴とする、炭素繊維の表面処理方法。
IPC (5):
D06M 10/00
, C08J 5/06
, D01F 9/14 511
, D01F 11/16
, D06M101:40
Return to Previous Page