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J-GLOBAL ID:200903017001886016
フィードフォワード増幅器
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
松浦 兼行
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993197969
Publication number (International publication number):1995038340
Application date: Jul. 15, 1993
Publication date: Feb. 07, 1995
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、多周波入力信号を同時に増幅することにより増幅信号中に生じた歪みを検出し、その検出歪みを抑圧した増幅信号を出力するフィードフォワード増幅器に関し、主増幅器の振幅-周波数特性によって歪みのキャンセル量が所定の値よりも低下することを防止することを目的とする。【構成】 入力端子1、7に入力された入力信号は、パイロット発振器3、9からのパイロット信号と順次多重されて電力分配器4、10で2分配される。電力合成器21は主増幅器16の出力増幅信号と可変移相器20からの信号とを逆相合成して、増幅信号中の歪みを取り出す。制御回路55は、パイロット受信機24の受信パイロット信号レベルが最小となるように、可変減衰器11(又は19)、可変移相器12(又は20)を制御する。これにより、入力端子1、7から主増幅器16を見た振幅-周波数特性を所定の特性とすることができる。
Claim (excerpt):
一又は互いに異なる周波数の二以上の入力信号が入力されるn個(ただし、nは2以上の整数)の入力端子と、複数の各々異なる周波数のパイロット信号を発生する第1のパイロット信号発生手段と、前記入力端子にそれぞれ対応してn個設けられ、少なくとも該入力端子からの入力信号をそれぞれn分配する電力分配器と、該n個の電力分配器のそれぞれ一つの分配出力信号に対して相対的な振幅及び移相調整を行う第1の調整手段と、該第1の調整手段により調整された各信号をそれぞれ合成する第1の電力合成器と、該第1の電力合成器の出力信号に多重されるパイロット信号を発生する第2のパイロット信号発生手段と、該第1の電力合成器の出力信号又は該出力信号に該第2のパイロット信号発生手段からのパイロット信号が多重された信号を増幅する主増幅器と、前記n個の電力分配器の他の分配出力信号に対して相対的な振幅及び移相調整と前記主増幅器の入力信号に対する時間合わせのための遅延処理を行う第2の調整手段と、該主増幅器の出力増幅信号をそのまま第1の出力端子より出力すると共に、該出力増幅信号と該第2の調整手段の出力信号との逆相合成信号を第2の出力端子より出力する第2の電力合成器と、該第2の電力合成器の第1及び第2の出力端子の両出力信号に基づき、歪みが除去され、かつ、前記n個の入力端子の入力信号が多重された増幅信号を出力する歪み除去ループと、前記第1のパイロット信号発生手段からのパイロット信号を、対応する前記n個の入力端子の入力信号に順次多重させて該第2の電力合成器の第2の出力端子の出力信号からパイロット信号を受信・検波し、該パイロット信号レベルが最小となるように前記第1又は第2の調整手段による調整量を制御した後、前記第2のパイロット信号発生手段からのパイロット信号を前記第1の電力合成器の出力信号に多重させて前記歪み除去ループの出力増幅信号からパイロット信号を受信・検波し、該パイロット信号レベルが最小となるように前記歪み除去ループの伝達関数を可変制御する制御手段とを有することを特徴とするフィードフォワード増幅器。
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