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J-GLOBAL ID:200903017037468962

アルミニウムの高潤滑性陽極酸化皮膜の形成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 坂間 暁 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995305671
Publication number (International publication number):1997143794
Application date: Nov. 24, 1995
Publication date: Jun. 03, 1997
Summary:
【要約】【課題】 潤滑性が付与され耐久性を有する陽極酸化皮膜の形成が可能な方法を実施する。【解決手段】 アルミニウム部材5に陽極酸化処理13を行って陽極酸化皮膜を形成し、次に、アルカリ水溶液中でエッチング15して陽極酸化皮膜に形成されたポア2を拡大した後、脂肪酸塩類又はリン化物の水溶液中で電解17を行ってポア2中に潤滑材4である脂肪酸又はリン化物を析出させることによって、潤滑材4が陽極酸化皮膜の厚み方向の全域にわたって含浸するため、潤滑性を有し、かつ耐久性のあるアルミニウムの陽極酸化皮膜を形成することが可能となる。
Claim (excerpt):
アルミニウム部材に陽極酸化処理を行って陽極酸化皮膜を形成し、次に、これをアルカリ水溶液中に浸漬してエッチングを行い陽極酸化皮膜に形成されたポアを拡大した後、脂肪酸塩類の水溶液中に浸漬して電解を行い、陽極酸化皮膜のポア中に潤滑材である脂肪酸を析出させることを特徴とするアルミニウムの高潤滑性陽極酸化皮膜の形成方法。

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