Pat
J-GLOBAL ID:200903017042308485
楕円曲線による署名、認証及び秘密通信方式
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
中島 司朗
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994134339
Publication number (International publication number):1995098563
Application date: Jun. 16, 1994
Publication date: Apr. 11, 1995
Summary:
【要約】【目的】 楕円曲線を使用した安全、確実な署名、認証及び秘密通信方式を提供する。【構成】 楕円曲線は以下のものとする。(1)楕円曲線の定義体である有限体GF(p)を、正整数dが虚二次体Q{(-d)1/2 }の類数が小さくなるようにとり、2t -αと表される(ここに、αは小さい数)素数pをp+1-a若しくはp+1+aが大きな素数で割れ、更に上記整数aに対して、4p-a2 =d・b2 と表されるようにとる。この有限体GF(p)上、類多項式Hd (x)=0の根をj不変数にもつ楕円曲線及び元を用いる。(2)有限体GF(pr )を定義体に持つ楕円曲線E1 ,E2 ,...,En を、互いに同型ではないが元の個数が等しくなるように構成し、使用する楕円曲線を適宜変更する。
Claim (excerpt):
以下の手順からなる秘密通信方式。(1)秘密通信網の提供者は、秘密通信に使用するE{GF(p)}とそのベースポイントBPを各ユーザに提供する。(2)E{GF(p)}とベースポイントBPの提供を受けた各ユーザは、任意の自然数を選定し、この自然数回前記ベースポイントBPをE{GF(p)}上で加算した値を求める。(3)各ユーザは自分が任意に選択した自然数は秘密に保持し、この一方、前記自然数回、BPをE{GF(p)}上で加算した値は自己の公開鍵として通信を希望する相手方のユーザに相互に通知する。(4)相互に通信を行う2人のユーザは、各自が秘密に保持している自分が選定した自然数回、相手方ユーザから通知されてきた公開鍵とE{GF(p)}上で加算した値を求め、これを両者の共有鍵とする。(5)相互に通信を行う2人のユーザは、共有鍵を使用して通信文を暗号化及び復号するに際して、共有鍵と通信文の演算の内容を取極める。(6)一方のユーザが通信文を共有鍵を使用して取極めに従って秘密化した上で他方のユーザに送信する。(7)受信した他方のユーザは、取極めに従って共有鍵を使用して復号する。ここにE{GF(p)}は以下のものである。正整数dを、虚二次体Q{(-d)1/2 }の類数が小さくなるようにとる。素数pを、ある整数aに対して4×p-a2 の素因数がd×平方数となりかつp+1-aあるいはp+1+aが30桁以上の大きい素数で割れかつ、正整数t及び小さい正整数αに対して2t ±αと表せる素数とする。楕円曲線Eはdにより定まる類多項式Hd (x)=0のpを法とした解をj不変数にもつ有限体GF(p)を定義体にもつ。
IPC (4):
G09C 1/02
, H04L 9/00
, H04L 9/10
, H04L 9/12
Patent cited by the Patent:
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