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J-GLOBAL ID:200903017068317954

記録再生分離型磁気ディスク装置用サーボ装置並びにディスク装置におけるアクチュエータ力定数推定方法及び補償方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 本庄 伸介
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993275701
Publication number (International publication number):1994259900
Application date: Nov. 04, 1993
Publication date: Sep. 16, 1994
Summary:
【要約】【目的】アクチュエータのパラメータ(力定数)のばらつきによるサーボの影響を軽減する。【構成】アクチュエータの駆動電流検出信号17と通過トラック数16、位置誤差信号41をオブザーバ35に取り込み、速度推定値を制御器34に入力している。制御器34ではオブザーバ35からの入力等を用いて、アクチュエータ10に対する制御出力信号64を出力している。力定数推定機構45の一部である基準正弦波発生器44のスイッチ68は力定数の推定を行なっている時に接続し、制御出力信号に基準正弦波52を重畳している。力定数推定機構45によりアクチュエータ10のパラメータすなわち力定数を推定し、メモリ46及びパラメータ補正器47,48の値を変更する。アンチアリアスフィルタ49は、オブザーバ35の速度推定値が大きい場合に取り除くように切り替える。速度プロファイル発生機構43は制御器34から得られるアクセス残り距離に応じて制御器34の中に目標速度プロファイル55を出力する。
Claim (excerpt):
1つ又は複数個の薄膜インダクティブヘッド及びMR(磁気抵抗効果)ヘッドを統合してなるデータ用記録再生分離型ヘッドと1つのサーボ用ヘッドとを搭載し、前記記録再生分離型ヘッド及びサーボ用ヘッドを同時に移動させる回転型アクチュエータを有し、前記MRヘッドによりデータ面におけるサーボ信号を取得し前記MRヘッドとデータトラックとの位置誤差情報を示すデータ面位置誤差信号を発生するデータ面位置誤差信号発生器と、前記サーボ用ヘッドによりサーボ面におけるサーボ信号を取得し前記サーボ用ヘッドとサーボトラックとの位置誤差情報を示すサーボ面位置誤差信号を発生するサーボ面位置誤差信号発生器とを備え、前記記録再生分離型ヘッドを目標データトラック上に位置決めするサーボ動作として、速度モードと位置モードとを持ち、前記データ面位置誤差信号および前記サーボ面位置誤差信号の出力にローパスフィルタをそれぞれ備え、前記データ面位置誤差信号と前記サーボ面位置誤差信号により、前記アクチュエータの駆動信号を発生する制御器で用いる位置誤差信号を発生するハイブリット位置誤差信号発生器を備えた記録再生分離型磁気ディスク装置において、前記アクチュエータの駆動電流値と前記サーボ面位置誤差信号を入力としたオブザーバにより推定した前記ヘッドの速度推定値に対して、さらに前記アクチュエータの駆動電流値と前記速度推定値を入力としたオブザーバで前記ヘッドの速度を推定する2段オブザーバと、前記アクチュエータの力定数を推定する力定数推定機構と前記力定数推定機構の出力を受けて前記制御器のパラメータを調整する調整機構と、前記制御器に入力する位置誤差信号として、前記ローパスフィルタの入力と前記ローパスフィルタの出力とを切替える切替え機構と、前記サーボヘッドを前記目標サーボトラックヘ向けて速度制御するときに、前記サーボヘッドが前記目標サーボトラックからあらかじめ決められた距離に近づいたときに前記ヘッドが追従すべき目標速度の出力分解能を高くする速度プロファイル発生機構とを備えた記録再生分離型磁気ディスク用サーボ装置。
IPC (4):
G11B 21/08 ,  G05B 13/02 ,  G05D 3/12 305 ,  G05D 3/12

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