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J-GLOBAL ID:200903017154146828
オゾン処理方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996052715
Publication number (International publication number):1997239380
Application date: Mar. 11, 1996
Publication date: Sep. 16, 1997
Summary:
【要約】【課題】 注入オゾン量を正確に制御する。【解決手段】 オゾン処理モデルを、オゾン処理の残存基質部分をうまく表現するため、色度とCODCrのオゾン処理による可溶化や低分子化の過程を考慮し、水中のオゾン消費物質を反応速度により2群の反応と仮定し、高分子物質や低分子の一部の比較的反応が速い基質群(基質1)とそれ以外の遅い基質群(基質2)とした。色度とCODCrはこれら架空2基質で構成されるとして、それぞれ基質1と2の線形和で表した。このオゾン処理モデルを用いてシュミレーションにて最適オゾン量又は最適排オゾン濃度設定量あるいは最適溶存オゾン濃度設定量を求めて注入オゾン量を制御する。
Claim (excerpt):
原水が通るオゾン処理槽にオゾンを注入して原水を連続オゾン処理するオゾン処理方法において、オゾン処理槽に流入する原水の吸光度を測定し、その吸光度データを取り入れて原水の色度、CODCrの換算をとり、それらのデータをもとに式(A)〜(F)で表されるオゾン処理モデル dCL/dt=KLa*(m*Cg-CL)-K1*CL*C1-K2*CL*C2-Ks*CL-QL*CL/VL ...(A) dCg/dt=Qg*(Cgin-Cg)/Vg-KLa*(m*Cg-CL)*VL/Vg ...(B) dC1/dt=-Y1*K1*C1*CL ...(C) dC2/dt=-Y2*K2*C2*CL ...(D) Cc=α1*C1+β1*C2 ...(E) Cd=α2*C1+β2*C2 ...(F)〔ただし、CL:溶存オゾン濃度(mg/L) Cgin:注入オゾン濃度(g/Nm3) Cg:排オゾン濃度(g/Nm3) Qg:オゾンガス流量(L/min) Vg:気泡容積(L) KLa:総括物質移動容量係数(min-1) m:分配係数(-)Ks:オゾン自己分解速度(min-1) Cc:色度(度) Cd:CODCr(mg/L)Kc:色度反応速度(度-1・min-1) Kd:CODCr反応速度(L/mg・min-1) VL:液相容積(L) Yc:色度オゾン収率(度・L/mg) Yd:CODCrオゾン収率(mg/L・L/mg) α1,β1:係数(度) C1:基質1濃度(-) C2:基質2濃度(-) K1:基質1反応速度(min-1) K2:基質2反応速度(min-1) Y1:基質1オゾン収率(L/mg) Y2:基質2オゾン収率(L/mg)α2,β2:係数(mg/L)〕にてオゾン処理シミュレーションを行い目標色度に見合った最適オゾン量を決定し、この最適オゾン量でオゾン注入量をフィードフォワード制御することを特徴としたオゾン処理方法。
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