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J-GLOBAL ID:200903017204202805

制動力制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991320585
Publication number (International publication number):1993155323
Application date: Dec. 04, 1991
Publication date: Jun. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】 左右制動力差生成による制動力制御システムで、車両挙動が制御によって不安定となるような領域( スピン傾向の状況等) では当該制御を抑えて安定化を図る。【構成】 コントローラはヨ-レイトF/B 方式の場合なら、目標ヨ-レイト(d/dt)φref と実ヨ-レイト(d/dt)φの差のヨ-レイト差分値Δ(d/dt)φを求め左右目標差圧ΔP(S)を決定する(S113,114)。目標値(d/dt)φref は操舵角δ、車速Vを基に設定できる(S110 〜112)。目標差圧ΔP(S)に応じ左右輪の目標ホイールシリンダ(W/C) 圧を設定するが、例えばこれに先立ち実ヨ-レイト(d/dt)φに応じΔP(S)を補正し、補正ΔP(S)で目標W/C 圧を決定する(S115,116)。補正時、コントローラは例えばヨ-レイトが大で横すべり状態のときの舵の切増し等過大なヨ-が発生するような場合、左右差を小とするよう修正を実行する。
Claim (excerpt):
車両の走行状態について操舵状態を含んで検出する走行状態検出手段と、ヨ-運動を少なくとも含む車両平面運動に関連する運動状態量を検出または推定する車両運動量の情報手段と、これら手段からの出力を用いて制御対象車輪の左右の制動力に差を生じさせ、車両挙動を目標の特性になるよう制動力を制御する制動力制御手段にして、発生させる左右制動力についての目標左右差値もしくはそれに相当する量を車両運動状態目標値を基に算出する機能、及び前記の走行状態検出手段、車両運動量の情報手段の一以上の出力に基づき、これを補正パラメ-タとして、左右制動力差が小に修正されるよう左右差補正をする機能を有して制御対象車輪の制動力を設定するようになす、車輪制動力設定手段を含む制動力制動手段とを具備してなることを特徴とする制動力制御装置。

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