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J-GLOBAL ID：200903017304562876

繊維強化炭化珪素複合材料の製造方法

Inventor： 田中 英彦 ,  申 東佑
Applicant, Patent owner： 科学技術庁無機材質研究所長
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992268039
Publication number (International publication number)：1994092734
Application date： Sep. 10, 1992
Publication date： Apr. 05, 1994
Summary：

【要約】 (修正有)【目的】 SiC母相を有機物原料から合成して複合材料とする際に、加圧処理なしに、加熱処理にて任意の大型形状で気孔率の小さい繊維強化SiC複合材料を製造する。【構成】 有機珪素高分子と無機粉末の泥漿は、有機珪素高分子は高温で加熱すると炭化珪素を主成分とする無機物質に転化するもの、無機粉末は少なくとも1100°C以上で安定なもの、及びこの二者を溶かさない揮発性の液体の三者を混合したものが好ましい。有機珪素高分子と無機粉末との混合比は分解熱処理後に収縮を起こさぬよう有機高分子が1〜15重量%で混合するのが好ましい。融解温度と分解温度での保持条件が、有機珪素高分子が融解して無機長繊維の間に完全に浸透するに十分な時間と温度である200〜350°Cで30分から1時間、及び有機高分子から熱分解の揮散成分が散逸するに十分な時間と温度である400〜600°Cで30分から1時間、不活性雰囲気下で保持する。

Claim (excerpt)：

繊維で強化された炭化珪素を母相とする複合材料を製造する方法において、有機珪素高分子と無機粉末の泥漿に無機長繊維を混合し、有機珪素高分子の融解温度及び分解温度に加熱保持した後に、高温で炭化珪素の耐熱化処理することを特徴とする繊維強化炭化珪素複合材料の製造方法。

IPC (3)：

C04B 35/56 101 ,  C04B 35/56 ,  C01B 31/36

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (2)

• 特開昭63-277564
  
• 特開昭63-210067