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J-GLOBAL ID:200903017545662073
黒色アルミニウム材及びアルミニウム材の着色方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
成瀬 勝夫 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996325252
Publication number (International publication number):1998158891
Application date: Dec. 05, 1996
Publication date: Jun. 16, 1998
Summary:
【要約】【課題】 種々の色味の黒色外観、特に赤みのない独特な黒色外観を備えた黒色アルミニウム材と、そのような黒色外観をコストアップを招くことなくより簡便に得ることができるアルミニウム材の着色方法とを提供する。【解決手段】 黒色アルミニウム材1は、アルミニウム材2の上に、多孔度0.2〜0.4で膜厚が0.1〜1μmの高い薄膜状上層酸化皮膜3と多孔度が0.1〜0.2で膜厚が3〜50μmの厚膜状下層酸化皮膜4からなる2層構造の陽極酸化皮膜5と、下層酸化皮膜4のポアー9内に電解着色にて析出する黒着色用の金属又は金属酸化物層6とを形成し、陽極酸化皮膜5上に透明電着塗装樹脂皮膜7を形成して構成した。着色方法は、低電流密度の直流電解により陽極酸化処理して上層酸化皮膜3を形成した後、高電流密度の直流電解により陽極酸化処理して厚膜状下層酸化皮膜4を形成し、次に黒着色用金属塩を含む電解浴による電解着色と電着塗装を行う。
Claim (excerpt):
アルミニウム又はその合金材の上に、多孔度が0.2〜0.4で膜厚が0.1〜1μmの薄膜状上層酸化皮膜と多孔度が0.1〜0.2で膜厚が3〜50μmの厚膜状下層酸化皮膜からなる2層構造の陽極酸化皮膜と、厚膜状下層酸化皮膜のポアー内に電解着色により析出する黒着色用の金属又は金属酸化物層とが形成されているとともに、その2層構造の陽極酸化皮膜上に透明電着塗装樹脂皮膜が形成されていることを特徴とする黒色アルミニウム材。
IPC (3):
C25D 11/22 305
, C25D 11/22 306
, C25D 11/04 302
FI (3):
C25D 11/22 305 Z
, C25D 11/22 306 A
, C25D 11/04 302
Patent cited by the Patent:
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