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J-GLOBAL ID:200903017590940467
ウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992282145
Publication number (International publication number):1994113690
Application date: Sep. 08, 1992
Publication date: Apr. 26, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 植物の光合成により炭酸ガスを固定化する方法において、培養作業に必要なエネルギーを軽減でき、培養施設が安価であり、開放系であっても発電所の排出炭酸ガスなどを効率的に吸収固定させることができ、また、微小動物等の侵害に対して安定である、生物学的炭酸ガス固定化の方法を提供する。【構成】 炭酸ガスを添加し、炭酸ガス濃度を高めた培養液を水田24又は水槽に流入させ、ウォルフィア、ウキクサの下方を流下させながら炭酸ガスをこれに吸収固定させたのち、培養液を水田24又は水槽から流出させることを特徴とするウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。
Claim (excerpt):
[請求項1] 水田又は水槽に培養液を満し、該液面上にウォルフィア、ウキクサを浮遊させ、該ウォルフィア、ウキクサに自然光または人工光を照射するとともに、炭酸ガス添加装置により炭酸ガス濃度を高めた液を前記水田又は水槽に流入させ、ウォルフィア、ウキクサの下方を流下させたのち、前記水田又は水槽から流出させることを特徴とするウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項2] 水田又は水槽に培養液を満し、該液面上にウォルフィア、ウキクサを浮遊させ、該ウォルフィア、ウキクサに自然光または人工光を照射するとともに、液の炭酸ガス濃度を高めるための炭酸ガス添加装置及び液を移動させるための液移動装置を設け、水田又は水槽内の液を前記液移動装置へ導く流路及び前記液移動装置から液を前記水田又は水槽内に導く流路を設け、これによって前記液移動装置から出て、前記水田又は水槽内のウォルフィア、ウキクサの下方を流下し、再び前記液移動装置に戻る液の循環系を構成し、この循環系にそつて液を流すと同時に、該循環液に前記炭酸ガス添加装置により炭酸ガスを添加し、液の炭さガス濃度を高めることを特徴とするウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項3] 前記水田又は水槽内の液を前記液移動装置へ導く流路及び前記液移動装置から液を前記水田又は水槽内に導く流路を、それぞれの底部が前記水田又は水槽内液面より下方となるように、設けることを特徴とする請求項2記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項4] 前記水田又は水槽内の液を前記液移動装置へ導く流路及び前記液移動装置から液を前記水田又は水槽内に導く流路の前記液移動装置側のそれぞれの端部を、下方に伸び屈局し再び上方に伸びる管水路で連通し、これにより前記循環系を構成するとともに、前記管水路内又はその上方に前記液移動装置を設けることを特徴とする請求項3記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項5] 前記管水路内下方に散気装置を設け、該散気装置を管を解して気体圧入機に連絡し、これにより前記液移動装置及び炭酸ガス添加装置を構成するとともに、前記散気装置を解して炭酸ガス強化気体を圧入し、前記循環流を起動させかつ該循環液に炭酸ガスを添加することを特徴とする請求項4記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項6] 前記管水路内上方または該管水路上方に撹拌羽を有する水流発生機を設け、これにより前記液移動装置を構成し、前記撹拌羽の下方に気体圧入機に連絡された管を開口配備し、これにより炭酸ガス添加装置を構成するとともに、前記水流発生機により下方に液を送り前記循環流を起動させかつ前記管の開口を解して炭酸ガス強化気体を圧入し該循環液に炭酸ガスを添加することを特徴とする請求項4記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項7] 前記液移動装置及び/又は炭酸ガス添加装置を作動させるための電源として太陽電池を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項8] 前記液の炭酸ガス濃度を高めるために添加する炭酸ガス源が、有機性廃棄物の生物学的処理により発生した排ガスであることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。[請求項9] 前記液の炭酸ガス濃度を高めるために添加する炭酸ガス源が、燃料の燃焼により発生した排ガスであることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のウォルフィア、ウキクサによる炭酸ガスの固定化法。
IPC (4):
A01G 31/00 ZAB
, A01G 1/00 ZAB
, A01G 1/00 301
, A01G 7/02 ZAB
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