Pat
J-GLOBAL ID:200903017750802210

試験サンプル中の生物学的材料の同定および識別のための試験培地、ならびにその定量的方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 津国 肇 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997534517
Publication number (International publication number):1999508138
Application date: Mar. 21, 1997
Publication date: Jul. 21, 1999
Summary:
【要約】複数の異なる生物学的材料を含む試験サンプル中の生物学的材料を定量的に同定かつ識別するための試験方法および培地。サンプル中の第一の生物学的材料は、第一の色素原基質に対する酵素特異性を有し、第二の生物学的材料は、第二の色素原基質に対する酵素特異性を有し、第三の生物学的材料は、色素原基質の一つに対する酵素特異性を有する。色素原基質は、生物学的材料からの特異的酵素と反応すると、それぞれの第一および第二の色の水不溶性化合物を形成する。第一および第二の生物学的材料は、糖を発酵させることができ、第三の生物学的材料は、糖を発酵させない。試験培地は、糖の発酵による試験培地の一部の酸性化の際にpH指示薬の色の変化に導くpHに調整し、この色の変化は、糖を発酵させる生物学的材料の水不溶性化合物の周囲での着色帯域の形成を生じ、着色帯域は、水不溶性化合物の色から識別することができる。
Claim (excerpt):
複数の異なる生物学的材料を含む試験サンプル中の特定の生物学的材料を定量的に同定かつ識別するための、該生物学的材料のうち第一のものが、第一の色素原基質に対する酵素特異性を有し、該生物学的材料のうち第二のものが、第二の色素原基質に対する酵素特異性を有し、そして該試験サンプル中の該生物学的材料のうち少なくともいくつかは、炭水化物を発酵させ得る方法であって: 該試験サンプルによってマトリックスまたは固体表面を形成できる、該第一の色素原基質および該第二の色素原基質(ここで、該第一の色素原基質は、該第一の生物学的材料からの酵素と反応すると、第一の色の水不溶性化合物を形成することができ、該第二の色素原基質は、該第二の生物学的材料からの酵素と反応すると、該第一の色とは対照的な色の水不溶性化合物を形成することができる);該試験サンプルの炭水化物を発酵させる成分によって生じる発酵の際に、培地の一部を酸性化できる、炭水化物を含む発酵させ得る成分;該酸性化への反応の際に、該炭水化物を発酵させる成分の周囲の着色した帯域を構成する第三の色を形成させるpH指示薬;ならびに栄養基礎培地を含む試験培地を与える工程; 培地の該一部の酸性化の際に、pH指示薬の色の変化へと導く範囲に該試験培地のpHを調整する工程; 該試験培地に該試験サンプルを接種する工程; 該試験培地を、該生物学的材料のコロニーの成長、または活性へと導く条件下でインキュベーションして、それによって該対照的な色の水不溶性化合物を産生する工程; 該第一の色を有し、その周囲に認識かつ識別できる該第三の着色帯域を有する、該第一の生物学的材料のコロニーであり、炭水化物発酵菌であるコロニーの存在;該第一の色とは対照的な第二の色を有し、その周囲に認識かつ識別できる第三の着色帯域を有する、該第二の生物学的材料のコロニーであり、炭水化物発酵菌であるようなコロニーの存在;および該第一の色を有し、それによって認識かつ識別できる該第二の色または該第三の着色帯域を有しない、第三の生物学的材料のコロニーであるようなコロニーの存在について該試験培地を検査する工程;および 該コロニーのそれぞれを数える工程を含む方法。
IPC (7):
C12Q 1/04 ,  C12N 1/00 ,  C12N 1/20 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/18 ,  C12Q 1/22 ,  C12Q 1/54
FI (8):
C12Q 1/04 ,  C12N 1/00 F ,  C12N 1/00 Z ,  C12N 1/20 Z ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/18 ,  C12Q 1/22 ,  C12Q 1/54

Return to Previous Page