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J-GLOBAL ID:200903017810902464
宇宙航行体の誘導制御装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
曾我 道照 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998109817
Publication number (International publication number):1999301598
Application date: Apr. 20, 1998
Publication date: Nov. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 推薬消費量を抑え各種誤差要因に対してロバストで宇宙航行体側での過大な演算負荷無しに、天体の周回軌道から垂直降下に航行体を導く誘導制御。【解決手段】 減速用スラスタの固定推力に対応した消費推薬最少なる最適誘導制御を行った場合の高度、高度方向速度、状態変数である水平方向速度、制御入力である推力方向角を予め解き、高度、高度方向速度、推力方向角を水平方向速度のプロファイル6として表しておく。運用時には、検出された実際の水平方向速度5を入力としてプロファイルからフィードフォワードする推力方向角プロファイル値7を、また水平方向速度5を入力としてプロファイルから得られる望ましい高度、高度方向速度の値と実際の高度、高度方向速度との誤差Bからフィードバックする推力方向角プロファイル補正値8を計算し、それらの和として得られる推力方向角指令値Cに実際の推力方向角4を一致させるように制御する。
Claim (excerpt):
宇宙航行体を減速させるための減速用スラスタと、上記宇宙航行体に取り付けられ機体の高度、高度方向速度およびダウンレンジ方向水平方向速度を検出する高度・速度検出手段と、消費推薬最少の軌道を表す高度、高度方向速度およびダウンレンジ方向推力方向角のプロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、検出された上記ダウンレンジ方向水平方向速度に対応する高度、高度方向速度のプロファイル値およびダウンレンジ方向推力方向角のプロファイル値を計算するプロファイル値演算手段と、検出された上記高度、高度方向速度と高度、高度方向速度のプロファイル値の誤差である高度誤差・高度方向速度誤差からダウンレンジ方向推力方向角プロファイル補正値を計算するプロファイル補正値演算手段と、上記推力方向角プロファイル値と推力方向角プロファイル補正値より求まる推力方向角指令値と実際の推力方向角から得られた上記減速用スラスタのダウンレンジ方向の推力方向誤差角から推力方向角変更駆動信号を計算する推力方向角変更制御手段と、上記減速用スラスタのダウンレンジ方向の推力方向角変更駆動信号を入力として上記減速用スラスタのダウンレンジ方向の推力方向角を変更する推力方向角変更手段と、上記減速用スラスタに取り付けられ上記減速用スラスタのダウンレンジ方向の実際の上記推力方向角を検出する推力方向角検出手段と、を備えたことを特徴とする宇宙航行体の誘導制御装置。
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