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J-GLOBAL ID:200903018152856220

超高分子量ポリエチレンおよび金属合金から製造された各要素間の摩擦による摩耗を減少させる処理法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995525220
Publication number (International publication number):1997510893
Application date: Mar. 22, 1995
Publication date: Nov. 04, 1997
Summary:
【要約】本発明は金属合金および/または超高分子量ポリエチレンから形成された表面、好適には、例えばインプラントにおける摩擦係合状態のかかる表面を変性する方法を提供する。本発明の方法は、金属合金要素の摩擦係数を減少し、超高分子量ポリエチレン要素から剪断フィブリルを減少し、超高分子量ポリエチレン要素の表面下疲労を減少する。本発明の方法には、超高分子量ポリエチレン要素を溶媒に浸漬させて当該要素の表面または表面付近における短鎖ポリエチレンを除去すると共に、当該要素の表面下を膨潤、強化させることが包含される。また本発明の方法は金属合金の表面に金属ケイ化物を形成してダイヤモンド質炭素(DLC)を強固に付着させることによって、DLCの付着層を有する金属合金表面の強固な被膜を形成することが包含される。本発明の方法は、とくに整形外科用途に有用であり、また他の用途に使用される同様な要素の処理に使用することができる。
Claim (excerpt):
超高分子量ポリエチレン要素を処理して、かかる要素から、摩擦切断特性を示すフィブリルを減少させる方法において、 超高分子量ポリエチレン要素を、芳香族炭化水素、脂環式炭化水素、脂肪族炭化水素およびそれらの混合物からなる群から選ばれる有機溶媒中に短鎖ポリエチレンが溶解するのに充分な時間浸漬させ、次いで 超高分子量ポリエチレン要素を、残留溶媒を除去するのに充分な時間、10-1〜10-5Torrの真空状態に付することを含んでなる方法。
IPC (3):
A61L 27/00 ,  C08J 7/02 CES ,  A61F 2/30
FI (3):
A61L 27/00 M ,  C08J 7/02 CES ,  A61F 2/30
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平4-232249
  • 特開昭60-141537

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