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J-GLOBAL ID:200903018194700590
電池用のアルカリ-亜鉛スラリーの調製および再生方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
宇井 正一 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993178212
Publication number (International publication number):1995037584
Application date: Jul. 19, 1993
Publication date: Feb. 07, 1995
Summary:
【要約】【目的】 亜鉛電池において使用可能なアルカリ-亜鉛スラリーの調製および再生を行う。【構成】 (a)少なくとも部分的に酸化された亜鉛と、(b)元素周期律表第Ia族金属を陽イオンとし、水酸イオンまたは亜鉛酸イオンを陰イオンとする水溶液と、(c)前記金属水酸化物と、亜鉛との相互作用による水素ガスの発生を防ぐ抑制剤との混合物のスラリーを作る。(1)この混合物を、亜鉛非付着性陰極と、耐食性陽極とを有する単電池内で、亜鉛残量が所定濃度に減少するまで電解し、(2)陰極から亜鉛を除去して、均質化して粒子とし、(3)この粒子を第Ia族金属水酸化物と組合せてスラリーを調製する。また再生方法は、少なくとも部分的に消費されたスラリーを電解液とし、上記、(1),(2)および(3)の工程を行う。
Claim (excerpt):
電池で使用するアルカリ-亜鉛スラリーの調製方法であって、前記スラリーは、(a)酸化亜鉛、水酸化亜鉛および亜鉛酸塩からなる群から選んだ酸化生成物に少なくとも部分的に酸化されている亜鉛と;(b)水酸イオンおよび亜鉛酸イオンからなる群から選んだ陰イオンを含む、少なくとも1つの元素周期律表第Ia族金属の水溶液と;(c)水溶液中で少なくとも1つの元素周期律表第Ia族金属水酸化物と亜鉛とが相互に作用して水素ガスを発生することを抑制するのに有効な無機または有機の抑制剤との混合物を含み、前記調製方法は、(1)前記混合物を、耐食性陽極と、沈着した亜鉛が自分で脱落するか、またはブラッシがけ、掻き落し、振動および液体噴射から選んだ方法によって除去することができるような亜鉛非付着性陰極とを有する単電池内で、溶液に残った亜鉛が予め選定した量より少ない量となるまで電解し、このとき陰極の亜鉛非付着特性とともに、電解で得られた亜鉛が、均質化して粒子となった後に、密度0.2〜2.0g/cc、かつ表面積0.5〜6.0m2 /gとなるように、陰極電流密度を予め選定し;(2)亜鉛を陰極から除去し、これを均質化して粒子とし;(3)前記均質化した亜鉛粒子を、追加の元素周期律表第Ia族金属水酸化物の水溶液と組み合わせ、および任意に水および抑制剤からなる群から選んだ他のメークアップ成分と組み合せて、負荷されたスラリー(charged slurry)とし;(4)任意に、前記負荷されたスラリーを分析して、亜鉛、元素周期律表第Ia族金属水酸化物、および抑制剤の少なくとも値が、予め設定した限度内にあるか否かを確認し;(5)任意に、前記亜鉛、元素周期律表第Ia族金属水酸化物または抑制剤の少なくとも1つの値を、前記負荷されたスラリー用に予め設定した限度内に調節することを特徴とする方法。
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