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J-GLOBAL ID:200903018200268590

2,2′-二置換1,1′-ジホスフィノ-フェロセンおよび1′,2-二置換1-ホスフィノ-フェロセン、それらの製法、それらの使用およびそれらを包含する遷移金属錯体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高木 千嘉 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997106878
Publication number (International publication number):1998045787
Application date: Apr. 24, 1997
Publication date: Feb. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 2,2′-二置換1,1′-ジホスフィノ-フエロセンおよび1′,2-二置換1-ホスフィノ-フェロセン、それらの製法、使用およびそれらからなる遷移金属錯体の提供。【解決手段】 式(Ia)を有する光学活性およびラセミC2-対称2,2′-二置換1,1′-ジホスフィノ-フエロセン、式(Ib)を有する光学活性およびラセミ不斉1′,2-二置換1,1′-ジホスフィノ-フエロセンを特に不斉オルト-リチウム化の原理にしたがって製造し、これらをリガンドとして使用して遷移金属錯体を製造する。これらの錯体は特に不斉合成触媒として有用である【化1】
Claim (excerpt):
式(I)を有する化合物またはその塩。【化1】式中、置換分R1はシクロヘキシル、置換されていないフェニルC6H5または置換されたフェニルC6H5-nR4n(ここで、nは1〜5であり、そして置換分R4は直鎖もしくは有枝鎖のC1〜C4-アルキル、C1〜C4アルコキシまたはハロゲンである)であり;2個のジエミナル置換分R2は一緒で二重結合酸素原子(すなわち、(R2)2は=Oである)であるか、または各々の置換分R2は単独で水素であり;置換分R3は各々単独に直鎖もしくは有枝鎖C1〜C4アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、置換されていないフェニルC6H5または置換されたフェニルC6H5-nR4n(ここで、nおよびR4はR1において先に定義したとおりである)であるか、または置換分R3は相互に連結して環を形成し、この場合一緒になった置換分R3はテトラメチレン-(CH2)4-、ペンタメチレン-(CH2)5-、3-オキサペンタメチレン-(CH2)2-O-(CH2)2-またはN-メチル-3-アザペンタメチレン-(CH2)2-N(CH3)-(CH2)2-であり;置換分Xは水素またはP(R1)2である。
IPC (4):
C07F 17/02 ,  B01J 31/22 ,  C07B 53/00 ,  C07M 7:00
FI (3):
C07F 17/02 ,  B01J 31/22 Z ,  C07B 53/00 B
Article cited by the Patent:
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