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J-GLOBAL ID:200903018380778183

非定常熱伝導熱流束測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小林 傅
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993051794
Publication number (International publication number):1994265415
Application date: Mar. 12, 1993
Publication date: Sep. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】本発明は、燃焼器,ノズルなど高熱流束が表面から入る装置において1点の熱電対から測定された非定常温度測定データにより熱流束を測定する非定常熱伝導熱流束測定方法に関し、較正実験を行なうことなく、1点のみでの非定常温度測定データに基づいて熱流束を測定できるようにすることを目的とする。【構成】そこで、熱流束測定箇所で母材表面近傍に熱電対を埋設し、仮想原点を前方から後方までの全ずれ区間内のすべての原点に順次ずらしながら、各仮想原点ごとに、当該仮想原点と熱電対のサンプリング温度とを非定常温度解析理論関数に代入することにより全サンプリング温度について熱流束を算出し熱流束の平均値を算出した後、各仮想原点ごとに算出した該熱流束の平均値と当該仮想原点とを非定常温度解析理論関数に代入することにより温度計算値を算出し、その計算値と温度実測値との誤差の最小2乗平均値を算出し、該最小2乗平均値が最小となる該熱流束の平均値を当該区間における熱流束とすることを特徴とする。
Claim (excerpt):
測定すべき熱流束が入射する表面をもつ母材において、該熱流束を測定すべき箇所で該表面近傍に熱電対を埋設し、該熱電対により非定常温度データを測定する一方、一定時間内の熱流束と温度との関係を与える非定常温度解析理論関数を予め定義・設定しておいてから、時間についての仮想原点と測定すべき熱流束の時間区間とを設定し、該仮想原点を前方から後方までの全ずれ区間内のすべての原点に順次ずらしながら、各仮想原点ごとに当該仮想原点と該熱電対による各サンプリング温度とを該非定常温度解析理論関数に代入することにより全サンプリング温度について熱流束を算出し、該全サンプリング温度についての熱流束の平均値を算出した後、該仮想原点を前方から後方までの全ずれ区間内のすべての原点に順次ずらしながら、各仮想原点ごとに算出した該熱流束の平均値と当該仮想原点とを該非定常温度解析理論関数に代入することにより温度計算値を算出し、該温度計算値と該熱電対による温度実測値との誤差についての最小2乗平均値を算出し、該最小2乗平均値が最小となる該熱流束の平均値を当該区間における熱流束とすることを特徴とする非定常熱伝導熱流束測定方法。
IPC (2):
G01K 17/00 ,  G01K 17/08

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