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J-GLOBAL ID:200903018539661827

摺動部材の組合せ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991346767
Publication number (International publication number):1993179451
Application date: Dec. 27, 1991
Publication date: Jul. 20, 1993
Summary:
【要約】【目的】凝着発生荷重を大きくするのに有利で、相手材のフェライト組織が凝着、移着することを回避するのに有利な摺動部材の組合せを提供する。【構成】車両のパワーステアリング機構に使用される油圧バルブ装置において、フェライト組織をもつFCD40からなるバルブボデー14と、浸炭焼入鋼(SCr20)からなるフローバルブ23との組合わせである。フローバルブ23の第1ランド21及び第2ランド22には、高速マグネトロンスパッタイオンプレーティング装置により、その母材表面に中間膜として厚み0.5μmのCr膜、厚み0.5μmのW膜を順に成膜し、更にその上に、WまたはSiが2〜20原子%分散した高硬度のアモルファス炭素膜(通常、Hv1000〜5000)を厚み4μm成膜する。中間膜はアモルファス炭素膜の密着性を高める。WまたはSiはアモルファス炭素膜の層間すべりを抑制する。
Claim (excerpt):
相対して互いに摺動する摺動部材の組合せであって、一方の摺動面は、フェライトを含む鉄系材料で構成され、他方の摺動面は、アモルファス-炭素を主成分とする材料で構成されていることを特徴とする摺動部材の組合せ。
IPC (4):
C23C 16/26 ,  C22C 29/02 ,  F16K 3/24 ,  F16K 11/07

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