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J-GLOBAL ID：200903018542060397

光学用無機フィルタ及びその製造方法

Inventor： 野村 裕司 ,  三平 昭博
Applicant, Patent owner： 双葉電子工業株式会社
Agent (1)： 西村 教光
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994327731
Publication number (International publication number)：1996184710
Application date： Dec. 28, 1994
Publication date： Jul. 16, 1996
Summary：

【要約】【目的】色純度が良好で、透明性に優れた光学用無機フィルタを提供する。【構成】蛍光表示管の陽極基板であるガラス基板1の内面には、各色のフィルタを介して陽極導体2と蛍光体層3から成る陽極が形成されている。赤フィルタRの製法を説明する。無機顔料であるFe2O3 と低融点ガラスのガラス粉末を湿式の高圧分散法によって混合し、乾燥する。これを800 〜900 °Cで加熱する。高温で加熱された低融点ガラス粉末は液状に溶融して内部に含まれていたガスが抜け、顔料の成分の一部は溶融したガラス中に溶け込む。試料が冷却して凝固した後、粉砕して粒径4〜5μmの色ガラス粉末を得る。色ガラス粉末にビークルを加えてペースト化し、ガラス基板に塗布して400 〜500 °Cで焼成する。得られた赤フィルタRにおいては、顔料の表面が低融点ガラスで完全に覆われ、赤フィルタR内に入射した光は散乱されにくく、透過率は向上する。色純度も良好である。

Claim (excerpt)：

透明ガラス基板上に形成され、低融点ガラス中に無機顔料を10〜30重量%含有する光学用無機フィルタ。

IPC (3)：

G02B 5/22 ,  B29D 11/00 ,  G02B 5/20

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (1)

• 緑色色光用無機素材光学フィルター
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平3-169102   Applicant：奥野製薬工業株式会社, 日本放送協会