Pat
J-GLOBAL ID:200903018552725010
燃料電池用ガス拡散電極の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992174480
Publication number (International publication number):1994020710
Application date: Jul. 01, 1992
Publication date: Jan. 28, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 高い起電力を示すプロトン移動タイプの固体高分子電解質型燃料電池のガス拡散電極の製造。【構成】 アノード用の導電性及びガス透過性を有するカーボン布またはカーボンペーパーの表面に、電極触媒を担持した炭素粒子とポリテトラフルオロエチレン分散液とからなる混合物を被覆して圧着接合させることにより電極触媒層を設けるとともに、これとは別にカソード用として、アノード用のものと同様にして電極触媒層を設けたカーボン布またはカーボンペーパーの電極触媒層とは反対側の面に炭素粒子とポリテトラフルオロエチレン分散液とからなる混合物を被覆して圧着接合させた固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極の製造方法。
Claim (excerpt):
陽イオン交換膜の両面にアノード用及びカソード用の電極触媒層とカーボン布またはカーボンペーパーをこの順で有する固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極の製造方法であって、アノード用の導電性及びガス透過性を有するカーボン布またはカーボンペーパーの表面に、電極触媒を担持した炭素粒子とポリテトラフルオロエチレン分散液とからなる混合物を被覆して圧着接合させることにより電極触媒層を設けるとともに、これとは別にカソード用として、アノード用のものと同様にして電極触媒層を設けたカーボン布またはカーボンペーパーの電極触媒層とは反対側の面に炭素粒子とポリテトラフルオロエチレン分散液とからなる混合物を被覆して圧着接合させることにより撥水性層を設け、テトラフルオロエチレン単位と側鎖にスルホン酸基を有するパーフルオロビニルエーテル単位からなる下記構造式(1) または(2)【化1】(XはH、NaまたはKを表し、kは約2.1 〜約7.6 であり、mは約3.8 〜9.3 であり、l及びnは正の数を表す)のパーフルオロスルホン酸基を有するコポリマー膜からなり、室温条件下乾燥状態で膜厚が50〜150μm 、イオン交換容量が0.83〜1.43ミリ当量/g(乾燥樹脂)である陽イオン交換膜表面に、前記アノード用及びカソード用のカーボン布またはカーボンペーパー表面に設けた電極触媒層をその表面が前記陽イオン交換膜に接触するようにしてカーボン布またはカーボンペーパーとともに圧着接合することからなり、前記電極触媒層と陽イオン交換膜との圧着接合を、圧着接合される陽イオン交換膜及び電極触媒層の表面のいずれかまたは両方に上記構造式(1) または(2) を有しかつ使用する陽イオン交換膜のコポリマーのXと同じ種類の元素をXとして有するパーフルオロスルホン酸系コポリマーの溶液または分散液を被覆し、各接合面を合わせて電極触媒層を設けたカーボン布またはカーボンペーパーと陽イオン交換膜とを載置し、陽イオン交換膜のコポリマーの軟化温度よりも10°C以上低い温度で全体をホットプレスして行うことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極の製造方法。
IPC (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
-
特開平3-084866
-
特開昭58-218766
-
特開平3-078968
-
特開昭58-197678
-
特開平3-145062
Show all
Return to Previous Page