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J-GLOBAL ID:200903018631943960

コヒーレント反ストークスラマン分光法を用いたレーザー温度計測方法と装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 北村 修 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996319364
Publication number (International publication number):1998160595
Application date: Nov. 29, 1996
Publication date: Jun. 19, 1998
Summary:
【要約】【課題】 従来のコヒーレント反ストークスラマン分光法を用いるレーザー温度計測方法では複数の回転線に対応する信号を得るために波長を必要量域で掃引する方法をとっており、一回の温度計測に長時間を有するという問題があった。また広波長帯域を有するレーザー光源を利用して瞬時に温度計測を行おうとすると、広帯域レーザーの強度が安定していないため、正確な温度計測が困難であった。【解決手段】 波長が異なり、これらの波長の差が特定化学種の回転線の一つに対応するような波長となるような一対のレーザー光をこの特定化学種に照射することにより、この回転線に対応する信号を得て、更に、波長が異なり、波長の差が特定化学種の回転線の別の一つに対応するような波長となるようなレーザー光をこの特定化学種に照射することにより、別の信号を得て、2つの信号の強度より温度計測を行う。
Claim (excerpt):
第1波長を有する狭帯域レーザー光である第1レーザー光と、第1レーザー光源より発せられ、前記第1波長との波長の差が、特定化学種の回転線より選択された第1回転線と対応するような第2波長を有する狭帯域レーザー光である第2レーザー光を少なくとも前記特定化学種を含む被計測体が存在する計測領域の一部において前記第1レーザー光と重複するよう照射し、前記第1レーザー光と第2レーザー光の相互作用により前記特定化学種より発生した前記第1回転線と対応する第1信号光を受光し、第3波長を有する狭帯域レーザー光である第3レーザー光と、前記第1レーザー光源とは異なる第2レーザー光源より発せられ、前記第3波長との波長の差が前記特定化学種の回転線のうち前記第1回転線とは異なる第2回転線と対応する第4波長を有する狭帯域レーザー光である第4レーザー光を少なくとも前記計測領域の一部において前記第3レーザー光と重複するよう照射し、前記第3レーザー光と第4レーザー光の相互作用により発生した第2信号光を受光し、前記第1信号光と第2信号光の強度値に基づき前記被計測体の温度を計測するコヒーレント反ストークスラマン分光法を用いたレーザー温度計測方法。
IPC (3):
G01K 11/00 ,  G01K 11/30 ,  G01N 21/65
FI (3):
G01K 11/00 Z ,  G01K 11/30 ,  G01N 21/65

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