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J-GLOBAL ID:200903018765474940

ポリプロピレン系樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久保山 隆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996323927
Publication number (International publication number):1998158442
Application date: Dec. 04, 1996
Publication date: Jun. 16, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 柔軟性、耐熱性及び耐傷付き性、透明性、耐寒性に優れ、かつ高い引張伸びを有するポリプロピレン系樹脂組成物。【解決手段】 (A)エチレン/1-ブテン共重合体 3〜95重量%(B)結晶性ポリプロピレン系樹脂 97〜5重量%からなり、かつ、(i)組成物の動的粘弾性の温度依存性から得られるガラス転移温度Tに基づく損失正接(tanδ)が(B)単独のtanδのピークより低温側に単一ピークで現れ(ii)(A)が示差走査熱量計(DSC)で測定したとき結晶融解ピークおよび結晶化ピークを有せず(iii-a)(A)の1-ブテン含量が83重量%以上であるか、もしくは(iii-b)(A)の1-ブテン含量Xが60重量%以上、83重量%未満であり、かつ、DSCで測定した(A)のガラス転移温度が式T ≦ 0.64X-102(ただし、60≦X<83)の関係を満たす。
Claim (excerpt):
下記(A)成分3〜95重量%および(B)成分97〜5重量%(A)エチレン/1-ブテン共重合体(B)結晶性ポリプロピレン系樹脂からなり、かつ、(i)(A)および(B)からなる組成物の動的粘弾性の温度依存性から得られるガラス転移温度に基づく損失正接(tanδ)が結晶性ポリプロピレン系樹脂(B)単独のtanδのピークより低温側に単一ピークで現れ(ii)(A)のエチレン/1-ブテン共重合体が示差走査熱量計(DSC)で測定したとき結晶融解ピークおよび結晶化ピークを有せず(iii-a)(A)のエチレン/1-ブテン共重合体中の1-ブテン含量が83重量%以上であるか、もしくは(iii-b)(A)の1-ブテン含量が60重量%以上、83重量%未満であり、かつ、示差走査熱量計(DSC)で測定した(A)のガラス転移温度が式(1)T ≦ 0.64X-102 ・・・ (1)(ただし、60≦X<83)T:(A)のエチレン/1-ブテン共重合体のガラス転移温度(°C)X:(A)のエチレン/1-ブテン共重合体中の1-ブテンの重量%の関係を満たすエチレン/1-ブテン共重合体であることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。
IPC (3):
C08L 23/10 ,  C08F 4/642 ,  C08L 23/20
FI (3):
C08L 23/10 ,  C08F 4/642 ,  C08L 23/20
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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