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J-GLOBAL ID:200903018828120176

カメラの電動機構

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992123537
Publication number (International publication number):1993323430
Application date: May. 15, 1992
Publication date: Dec. 07, 1993
Summary:
【要約】【目的】 カメラの、できるだけ多くの動作機構を一つのモータで駆動してカメラのコンパクト化を有利にする。【構成・作用】 第1遊星ギア3が太陽ギア5から離れる方向へ公転しようとするとき、ストッパ14aがその公転を規制して両ギアの噛合状態を維持して巻き上げスプール20を駆動する。このとき、レバー21がフィルムの巻き上げ抵抗に相当する力で第2遊星ギア6を押して巻き上げギア18と第2遊星ギア6との停止噛合状態を維持する。フィルムの巻き上げが完了すると、スプール20が回転しなくなって、第2遊星ギア6がレバー21及び巻き上げギア18を押して公転し、この公転と共に第3遊星ギア7も公転して巻き戻し系の伝達ギアに噛合する。そしてフィルムが巻き戻される。ストッパ14aの規制なしで第1遊星ギア3が太陽ギア5に噛合するときには、鏡胴28が駆動されて移動する。鏡胴が所望の位置に来ればモータ1の反転と共に第1遊星ギア3も反転し、第1遊星ギアは絞り羽根16の駆動レバー12に噛合して駆動力を伝達する。
Claim (excerpt):
フィルム巻き上げ手段(20)と、フィルム巻き戻し手段(11)と、繰り出し位置と沈胴位置との間で進退可能であり、且つ繰り出し方向へ付勢される可動レンズ鏡胴(28)と、絞り調整手段(12)と、上記フィルム巻き上げ手段(20)、フィルム巻き戻し手段(11)、可動レンズ鏡胴(28)および絞り調整手段(12)を駆動する一つのモータ(1)と、上記モータ(1)の正回転で上記絞り調整手段(12)に、逆回転で上記可動レンズ鏡胴(28)に、該モータ(1)の駆動力を伝達する第1の遊星ギア(3)と、上記可動レンズ鏡胴(28)を繰り出すに際して該可動レンズ鏡胴(28)が沈胴位置にある状態で上記第1遊星ギア(3)を係止する第1係止手段(14a)と、上記第1遊星ギア(3)が上記第1係止手段(14a)によって係止されている状態で、上記モータ(1)の正回転で上記フィルム巻き上げ手段(20)に、逆回転で上記フィルム巻き戻し手段(11)に、該モータ(1)の駆動力を伝達する第2の遊星ギア(6,7)と、上記第2遊星ギア(6)から上記フィルム巻き上げ手段(20)へ駆動力を伝達すべく該第2遊星ギア(6)に噛合可能な巻き上げギア(18)を、巻き上げ動作位置にて該第2遊星ギア(6)に押し付けると共に、該第2遊星ギア(6)の該巻き上げギア(18)からの離間を許容し、該両ギア(6,18)の噛合状態において該第2遊星ギア(6)が該巻き上げギア(18)に向かって公転するのを許容する押圧連結手段(6a,21,21a,22)と、上記フィルム巻き戻し手段(11)に上記モータ(1)の駆動力を伝達する位置に達した上記第2遊星ギア(6,7)を係止する第2係止手段(23)とを備えたことを特徴とするカメラの電動機構。

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