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J-GLOBAL ID:200903018848361498

脱脂洗浄方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 飯田 堅太郎 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991347101
Publication number (International publication number):1993179473
Application date: Dec. 27, 1991
Publication date: Jul. 20, 1993
Summary:
【要約】【目的】 石油系溶剤を利用しても引火爆発の危険性を抑えて洗浄効果を高めることができ、乾燥も早い脱脂洗浄方法を提供すること。【構成】 洗浄工程と乾燥工程とからなり、洗浄工程において、ワークWの装入後の減圧下の洗浄槽1内で、水Hと白灯油Oとの混合液を使用して、混合液を沸騰させながら行なう湯洗を、粗湯洗と仕上湯洗との二回行なう。粗湯洗用の混合液L1は、前サイクルの仕上湯洗後の混合液を再使用する。粗洗浄後の混合液は、水Hと、溶解油脂SOを多量に含んだ白灯油Oとに分離し、水Hは、再使用し、油脂SOを含んだ白灯油Oは、廃棄する。仕上湯洗用の混合液は、再使用の水Hと新たな白灯油Oとを混合させて使用する。乾燥工程においては、減圧下の乾燥室2内で、水蒸気蒸留の原理により、洗浄工程で除去されずにワークWに付着する油脂を蒸発させ、さらに、高減圧下でワークWに付着した水分を蒸発させる。
Claim (excerpt):
洗浄工程と乾燥工程とからなる脱脂洗浄方法であつて、前記洗浄工程において、ワークを装入した減圧下の洗浄槽内で、水と石油系溶剤との混合液を使用して、該混合液を沸騰させながら行なう湯洗を、粗湯洗と仕上湯洗との二回行なつて、前記ワークを洗浄し、その際、粗湯洗に使用する前記混合液として、前サイクルの仕上湯洗で使用した混合液を再使用するとともに、粗湯洗後の前記混合液を、水と、ワークに付着した油脂を溶解させた石油系溶剤と、に分離して、油脂を溶解させた前記石油系溶剤を廃棄し、前記水を前記仕上湯洗に使用し、仕上湯洗の前記混合液として、前記水と新たな石油系溶剤とを混合させたものを使用する、構成とし、前記乾燥工程において、洗浄後の前記ワークを装入した減圧下の乾燥室内で、水蒸気を発生させて、水蒸気蒸留により、前記洗浄槽で除去できずに前記ワークに付着した油脂を、蒸発させ、その後、高減圧下で前記ワークに付着した水分を蒸発させて、前記ワークを乾燥させ、その際、蒸発する前記油脂を、前記洗浄工程における油脂を溶解させた前記石油系溶剤とともに廃棄し、蒸発した水を前記水蒸気の発生に再使用する構成とする、ことを特徴とする脱脂洗浄方法。
IPC (2):
C23G 5/04 ,  B08B 3/08

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