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J-GLOBAL ID:200903018919692377

水耕栽培施設におけるピッチ漸増式トラフ群搬送装置およびトラフ搬送方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉村 勝俊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997309683
Publication number (International publication number):1999127711
Application date: Oct. 24, 1997
Publication date: May. 18, 1999
Summary:
【要約】【課題】 葉菜類を定植した多数のトラフのピッチを成長に応じて違え、かつ、日毎の搬送の際に少しずつ大きいピッチとなるように配置変更すること。【解決手段】 同一ピッチにあるトラフを一体にしたトラフ群2,2を搬送するため、一定のストロークで往復変位するトラフ搬送体4が設けられると共に、その側部においてトラフ搬送体に平行な状態で進退するトラフストッパー保持体5が配置される。この保持体には葉菜類の成長に応じて徐々に大きくなるトラフピッチpi でストッパー6,6が配置され、トラフ搬送体4を往復動させる間に各トラフ1はストッパー6に当接して、トラフを支持ビーム9に対して摺動させつつ所定以上の変位を阻止しながら、葉菜類の成長に応じたピッチで配置されるように各トラフ1を移動させることができる。
Claim (excerpt):
長手方向に配置された複数の鉢孔によって各植鉢を支持するベルトが上部に挿通されかつ下部に液肥を流して前記植鉢に植生した葉菜類を水耕栽培できるようにしたトラフが平行に多数配列され、そのトラフ列が同一ピッチにある所定本数のトラフからなる幾つかのトラフ群に区分され、各トラフ群におけるトラフピッチが葉菜類の成長に応じて徐々に大きくなるように各トラフを移動させることができるピッチ漸増式トラフ搬送装置において、定植側から収穫側へ延び前記トラフを乗載すると共に該トラフを摺動可能とした乗載面を有する支持ビームを備え、同一幅の多数のトラフを該支持ビームに交差するように乗載した状態で、定植側と収穫側との間で往復動するトラフ搬送体と、該トラフ搬送体の側部において該トラフ搬送体に平行して配置されて進退するトラフストッパー保持体と、該トラフストッパー保持体に葉菜類の成長に応じて徐々に大きくなるトラフピッチで配置され、前記トラフ搬送体を往復動させたとき各トラフの所定以上の変位を阻止するために定植側に形成された往動規制面と収穫側に形成された復動規制面とを個々に備える多数のストッパーと、前記トラフ搬送体を、前記トラフピッチのうちの最大ピッチより長いストロークで往復動させるトラフ変位用アクチュエーターと、前記ストッパーが各トラフに離接するように、前記トラフストッパー保持体を進退させるストッパー変位用アクチュエーターと、を備え、前記トラフ搬送体を往復動させるにもかかわらず、前記ストッパーの往動規制面または復動規制面に当接して各トラフを前記支持ビームに対して摺動させつつ所定以上の変位を阻止しながら、葉菜類の成長に応じたピッチで配置すべく移動することができるようになっていることを特徴とする水耕栽培施設におけるピッチ漸増式トラフ群搬送装置。

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