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J-GLOBAL ID:200903019115816240

燃料改質装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 近島 一夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993294073
Publication number (International publication number):1995126001
Application date: Oct. 29, 1993
Publication date: May. 16, 1995
Summary:
【要約】【目的】 小型で熱損失が少なく、しかも改質ガス中の一酸化炭素濃度を低く抑えることのできる燃料改質装置を提供する。【構成】 気化部3と改質・変成部5と酸化除去部6とを、それぞれ気化層31と加熱層32、改質触媒層51と加熱層52、酸化触媒層61と加熱層62の積層構造とし、しかも燃焼部2と共に一体的に連設する。この構成により、従来のものに比べて大幅に小型化することができると同時に、燃焼部2で発生させた熱源ガスの熱を、その損失を非常に小さく抑えて有効に利用することができる。さらに、改質・変成部5で改質ガス中の一酸化炭素濃度を低減させるとともに、酸化除去部6でも残存一酸化炭素濃度を低減させるため、燃料電池に供給する改質ガス中の一酸化炭素濃度を、その燃料電池に対して悪影響を与えることのない程度の濃度(約100ppm)にまで確実に低減させることができる。
Claim (excerpt):
改質原料を、水蒸気改質によって、水素を主成分とする改質ガスに変換する燃料改質装置において、熱源ガスを発生する燃焼部と、上記改質原料を上記燃焼部からの熱源ガスによって加熱気化させることにより、改質原料ガスを生成する気化部と、上記気化部からの改質原料ガスを、上記燃焼部からの熱源ガスで加熱した改質触媒によって、水素を主成分とする改質ガスに変換するとともに、該改質ガス中の一酸化炭素濃度を低減させる改質・変成部と、上記改質・変成部からの改質ガス中の残存一酸化炭素濃度を、一酸化炭素選択酸化触媒によって低減させる酸化除去部と、を備え、上記気化部は、上記改質原料を通す気化層と、上記燃焼部からの熱源ガスを通して上記気化層内の改質原料を加熱する加熱層とが交互に配列されて積層構造を成し、上記改質・変成部は、改質触媒を内蔵して上記気化部の気化層からの改質原料ガスを通す改質触媒層と、上記気化部の加熱層を通過した熱源ガスを通して上記改質触媒層内の改質触媒を加熱する加熱層とが交互に配列されて積層構造を成し、上記酸化除去部は、一酸化炭素選択酸化触媒を内蔵して上記改質・変成部からの改質ガスを通す酸化触媒層と、上記改質・変成部の加熱層を通過した熱源ガスを通して上記酸化触媒層内の一酸化炭素選択酸化触媒を加熱する加熱層とが交互に配列されて積層構造を成し、かつ、上記燃焼部と気化部と改質・変成部と酸化除去部とが、一体的に連設されて成ることを特徴とする燃料改質装置。
IPC (3):
C01B 3/38 ,  C01B 3/48 ,  H01M 8/06

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