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J-GLOBAL ID：200903019123633901

ヒートポンプの制御方法

Inventor： 山田 晃司
Applicant, Patent owner： 株式会社神戸製鋼所
Agent (1)： 青山 葆 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993010583
Publication number (International publication number)：1994221714
Application date： Jan. 26, 1993
Publication date： Aug. 12, 1994
Summary：

【要約】【目的】 従来のヒートポンプに新たな機械部品の追加を要することなく、また圧縮機を停止することなく、安定した状態を維持しつつ、冷房運転モードへの切換えを行うことを可能にしたヒートポンプの制御方法を提供する。【構成】 冷房単独運転から冷暖房同時運転への運転モード切換え時、温度調節手段24による検出温度が下限設定温度よりも低い場合には、温度調節手段24により、三方切換弁13のA,Bポートを連通させる流路を徐々に開いてゆくとともに、A,Cポートを連通させる流路を徐々に閉じてゆき、上記検出温度が上限設定温度よりも高い場合には、温度調節手段24により、上記とは逆に作動させ、上記とは逆の運転モード切換え時には、圧縮機11の容量を最小にした後に、三方切換弁13のA,Bポートを非連通、A,Cポートを連通の状態にした後、上記容量を要求される冷房能力に合った大きさに調節するようにしてある。

Claim (excerpt)：

容量調節可能な圧縮機,1本の入側流路からの冷媒の流れを2本の出側流路に分配する1または複数の切換弁,凝縮器,膨張弁,蒸発器を含む冷媒の第1閉ループと、上記圧縮機,上記切換弁,空熱交換器,上記凝縮器,上記膨張弁,上記蒸発器を含む冷媒の第2閉ループと、冷媒と熱交換可能に上記凝縮器の内外に被加熱媒体を循環させる暖房用流路と、冷媒と熱交換可能に上記蒸発器の内外に被冷却媒体を循環させる冷房用流路とを備え、上記入側流路に接続する上記切換弁のAポートと、上記出側流路に接続する上記切換弁のB,Cポートの内のA,Bポートを連通させて形成される上記第1閉ループにより冷房単独運転を行い、上記切換弁のA,Cポートを連通させて形成される上記第2閉ループにより冷暖房同時運転を行うヒートポンプの制御方法において、冷房単独運転から冷暖房同時運転への運転モード切換操作をすることにより、上記暖房用流路を開の状態とし、上記暖房用流路の入側に温度検出可能に設けた温度調節手段による検出温度が下限設定温度よりも低い場合には、上記温度調節手段により、上記切換弁のA,Bポートを連通させる流路を徐々に開いてゆくとともに、A,Cポートを連通させる流路を徐々に閉じてゆき、上記検出温度が上限設定温度よりも高い場合には、上記温度調節手段により、上記切換弁のA,Cポートを連通させる流路を徐々に開いてゆくとともに、A,Bポートを連通させる流路を徐々に閉じてゆき、冷暖房同時運転モードから冷房単独運転モードへの運転モード切換操作をすることにより、上記圧縮機の容量を最小にした後に上記切換弁のA,Bポートを非連通、A,Cポートを連通の状態にするとともに、上記上記暖房用流路を閉の状態とし、上記容量を要求される冷房能力に合った大きさに調節することを特徴とするヒートポンプの制御方法。