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J-GLOBAL ID:200903019153961300

低温靭性の優れた溶接構造用鋼板の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 茶野木 立夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992064436
Publication number (International publication number):1993263132
Application date: Mar. 23, 1992
Publication date: Oct. 12, 1993
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、母材及び溶接熱影響部の低温での靭性がともに優れた鋼板を、生産性よく製造する方法に関するものである。【構成】 所要の成分を有する鋳片を用い、凝固後1200°C以上に加熱した構造用鋼の鋳片を必要に応じて圧下を加え、表面温度をAr3 点以下の温度域まで2°C/秒以上の冷却速度にて冷却し、その後、復熱させ板厚中心部が再結晶終了温度〜再結晶終了温度+150°Cの温度域で圧下率30%以上となるように圧延を行ない、更に板厚中心部が再結晶終了温度以下の温度域で、スラブ厚t(mm)と平均冷却速度V(°C/秒)との間の関係がV>(18/t)0.5 を満足する冷却を行ないながら圧延し、圧延仕上げ温度をAr3 点以上とする。【効果】 母材及びHAZの低温靭性がともに安定して経済的に製造する技術を確立する。
Claim (excerpt):
重量%でC :0.02〜0.18% Al:0.007〜0.1%Si:≦0.5% Ti:0.003〜0.02%Mn:0.4〜1.8% N :(0.2〜0.5)×Ti%P :≦0.015% S :0.001〜0.005%を含み、必要に応じてNb:≦0.05% Mo:≦0.5%V :≦0.1% Cu:≦1.0%Cr:≦0.5% Ni:≦2.0%の1種又は2種を含みCu+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15≦0.45を満足し、残部Fe及び不純物からなり、凝固後1200°C以上に加熱した構造用鋼の鋼片を必要に応じて圧下を加え、表面温度をAr3 点以下の温度域まで2°C/秒以上の冷却速度にて冷却し、その後、復熱させ板厚中心部が再結晶終了温度〜再結晶終了温度+150°Cの温度域で圧下率30%以上となるように圧延を行ない、更に板厚中心部が再結晶終了温度以下の温度域で、スラブ厚t(mm)と平均冷却速度V(°C/秒)との間の関係がV>(18/t)0.5 を満足する冷却を行ないながら圧延し、圧延仕上げ温度をAr3 点以上とすることを特徴とする低温靭性の優れた溶接構造用鋼板の製造法。
IPC (4):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/50

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