Pat
J-GLOBAL ID:200903019174971240

縫合糸コレット

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野河 信太郎
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997530360
Publication number (International publication number):2001502190
Application date: Feb. 21, 1997
Publication date: Feb. 20, 2001
Summary:
【要約】縫合糸固定装置(10)は、縫合糸受入通路(16)を備える外側部材(12)と、縫合糸収容通路(16)内に漸進的に挿入し、かつ内側部材と外側部材との間で縫合糸を固定する複数の固定位置のいずれか1つで外側部材(12)と係合するために形成された内側部材(14)とを含む。縫合糸受入通路は、ねじ形成部分(36)を含み、内側部材は、ねじ形成部分のネジとの漸進的な係合のためのリッジ(22)を含む。縫合糸固定カートリッジ(80)は、スリーブ(82)の遠位端部において孔(94)の中に設置された外側部材(12)とともに軸孔(94)を有するスリーブ(82)と、孔の中で外側部材の近位に設置された内側部材(14)と、縫合糸受入通路(16)に内側部材を整列させるために内側部材(14)と係合するキャリア(84)とを含む。
Claim (excerpt):
1.外側部材と内側部材とからなり、前記部材が縫合糸受入開口を形成し、前記内側部材が、前記外側部材内へ漸進的に挿入され、前記開口を漸進的に締め付けて縫合糸を前記内側部材と前記外側部材との間に固定するよう形成されてなる縫合糸固定装置。2、前記外側表面が開口部を含み、前記内側部材が軸に沿って開口部へ挿入するために形成されてなる請求項1の装置。3、前記部材が表面を含み、それによりそれらの表面の1つが前記軸に対して傾斜してなる請求項1又は2の装置。4、前記縫合糸が、複数のロック位置のいずれかに固定されてなる請求項1〜3のいずれか1つの装置。5、前記内側部材と外側部材の表面が軸に対して傾斜してなる請求項3の装置。6、前記部材が第2縫合糸受入開口を形成する表面を更に含み、この表面が、前記内側部材が漸進的に前記外側部材に挿入されると、前記第2開口を漸進的に締め付けるように挿入方向に対し傾斜してなる請求項1の装置。7、前記外側部材の前記傾斜表面が、前記開口部と交わりそれに対して斜めに配向されている細長いトンネルに部分的に外接し、前記内側部材が、前記第2部材が前記開口部に挿入されるとその傾斜表面が前記トンネルの残りに外接するように形成されてなる請求項5の装置。8、前記開口部が筒状で、前記内側部材が略筒形状を有し、前記内側部材の傾斜表面が前記内側部材のくぼんだ外表面からなる請求項5の装置。9、外側部材と内側部材が、前記内側部材が前記外側部材の前記開口に軸方向に挿入されるとそれらの間でラチェット式係合をなすために形成されてなる請求項2の装置。10、前記開口部にネジが切られ、前記内側部材の外表面が前記開口部のネジに漸進的に係合するよう形成されたリッジを含む請求項9の装置。11、前記リッジが、前記内側部材の前記外表面上にネジを含む請求項10の装置。12、縫合糸固定カートリッジとともに請求項1の装置からなり、前記カートリッジが、軸方向の穴を有するスリーブと、このスリーブの遠位端部において前記孔の中に設置された前記外側部材と、前記外側部材の近位で前記孔の中に設置され、前記外側部材内の前記縫合糸受入開口内へ挿入するべく形成された内側部材とからなる組み立て構造。13、前記外側部材の近位で前記孔内に設置されたキャリアを更に含み、前記キャリアが、前記内側部材と前記縫合糸受入通路とを整列させるべく前記内側部材と係合する請求項12の縫合糸固定カートリッジ。14、前記キャリアが開口を形成し、この開口内に前記内側部材が設置されてなる請求項13の縫合糸固定カートリッジ。15、前記スリーブの近位端部が、前記縫合糸受入通路内へ前記内側部材を移動させるアクチュエーターを受け入れるよう形成されてなる請求項12の縫合糸固定カートリッジ。16、前記スリーブが、前記外側部材が前記孔から遠位方向へ出ることを選択的に防ぐ遠位クランプを有する請求項12の縫合糸固定カートリッジ。17、前記遠位クランプが、前記外側部材が前記孔から遠位方向へ出ることを許容する外側へ柔軟な弾性アームを含む請求項16の縫合糸固定カートリッジ。18、前記スリーブが、前記スリーブの遠位端部が一対の弾性アームを形成するように前記スリーブの遠位端部から近位へ延びる2つのスロットを含み、前記弾性アームが、前記外側部材と係合して前記外側部材が前記孔から遠位方向へ出ることを選択的に防ぎ、そして前記弾性アームが、前記外側部材が前記孔から遠位方向へ出ることを許容すべく外側へ柔軟である請求項12の縫合糸固定カートリッジ。19、前記スリーブが、前記スリーブの壁を通って延びる傾斜開口と、前記傾斜開口と前記縫合糸受入通路を通って延びる縫合糸通し器とを含む請求項12の縫合糸固定カートリッジ。20、前記縫合糸通し器が、前記スリーブの近位端部において前記孔の開口端を覆うキャップを含む請求項19の縫合糸固定カートリッジ。21、器具とともに請求項1の装置からなり、前記器具が、前記外側部材と内側部材を担持し、かつ縫合糸が前記開口を通って通過できるよう形成されたハウジングと、前記内側部材を前記外側部材内へ漸進的に挿入するために配置された可動要素とを含む装置。22、前記器具が、縫合糸を前記ハウジング内及び前記外側部材の前記開口内に配置させる縫合糸通し器を更に備えてなる請求項21の装置。23、更に駆動器具を備え、この駆動器具が、前記スリーブを覆ってフィットする外側覆いと、前記カートリッジを前記駆動器貝に固定するべく前記スリーブと係合する中間管と、前記内側部材を前記外側部材の前記開口内へ漸進的に挿入する前記中間管内に位置された可動要素とを含む請求項12の組み立て構造。24、前記スリーブが、前記孔に円周溝を有し、そして前記中間管が、前記カートリッジを前記駆動器具に固定すべく前記溝と係合する把持器を有する請求項23の組み立て構造。25、縫合糸を外側部材内の通路を介して通すこと、 縫合糸を前記内側及び前記外側部材の間に固定するべく前記開口を漸進的に締めつけるために内側部材を漸進的に挿入することよりなる縫合糸固定方法。26、軸方向の孔と縫合糸固定装置を有するスリーブを含み、前記縫合糸固定装置が、前記スリーブの遠位端部において前記孔に設置された外側部材と、前記外側部材内の縫合糸受入通路内へ挿入するべく形成される内側部材とを含む予め組み立てられた縫合糸固定カートリッジを用意することと、 前もって組み立てられた前記カートリッジを駆動器具内へ挿入することであって、この駆動器具が、前記スリーブを覆ってフィットする外側覆いと、前記カートリッジを前記駆動器具に固定するべく前記スリーブと係合する中間管と、前記外側部材の前記通路内へ前記内側部材を漸進的に挿入するために前記中間管内に配置された可動部材とを含む、前もって組み立てられたカートリッジを駆動器具内へ挿入することと、 前記通路内へ前記内側部材を漸進的に挿入すべく前記可動要素を進めることとからなる縫合糸固定装置の使用方法。

Return to Previous Page