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J-GLOBAL ID:200903019377045333

宇宙機用アブレータ構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 富田 幸春
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992253506
Publication number (International publication number):1994072398
Application date: Aug. 31, 1992
Publication date: Mar. 15, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】宇宙機の外皮に添設するアブレータ構造において、その重量を軽減し、空力加熱に対する耐熱,耐損耗機能を充分に保持する。【構成】アブレータ6を外側の薄い一層目のアブレータ1、及び、内側の厚い二層目のアブレータ2とし、両者のアブレータ1,2にはその成形時にプリプレグにおいて、フェノール樹脂にシリカ短繊維を分散混入させ、又、内側の二層目のアブレータ2にフェノールマイクロバルーン3を分散させ、一層目のアブレータ1は重量と熱伝導率が大ではあるが表面損耗量が小であるようにし、二層目のアブレータ2は表面損耗量が大ではあるが、重量と熱伝導率が小であるようにし、一層目のアブレータ1には二層目のアブレータ2が担持する機能の他に空力加熱による耐表面損耗機能を担持させ、二層目のアブレータ2には専ら熱分解、及び、ガス発生により大きな潜熱を奪う機能をもたせる。
Claim (excerpt):
フェノール樹脂にフェノールマイクロバルーンが散在されて宇宙機の外表面に添設される二層状の炭化型のアブレータ構造において、外側の一層目のアブレータと内側の二層目のアブレータがフェノール樹脂により一体成形され、両者のフェノール樹脂にシリカ繊維が混入分散され、一層目のアブレータが表面損耗量が小さく重量と熱伝導率が大の高密度アブレータにされ、二層目のアブレータは表面損耗量が大で重量,熱伝導率が小の低密度アブレータにされ、二層目のアブレータにはフェノールマイクロバルーンが所定に分散混入されていることを特徴とする宇宙機用のアブレータ構造。
IPC (5):
B64G 1/58 ,  B32B 27/42 101 ,  C08J 5/04 CFB ,  C08J 5/10 ,  B32B 27/14

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