Pat
J-GLOBAL ID:200903019400525046

超高圧用シール装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 津田 直久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992023727
Publication number (International publication number):1993215243
Application date: Feb. 10, 1992
Publication date: Aug. 24, 1993
Summary:
【要約】【目的】 超高圧室7からの付勢によりシリンダ5の端面部に微小隙間が空いて該隙間にバックアップリング2がはみ出して破壊してしまうのを未然に防止しながら、シールリング1を交換する際のメンテナンス性を向上する。【構成】 バックアップリング2を超高分子量PE等を用いた軟質樹脂材料で、エンドキャップ3を軸受銅合金で各々形成し、シリンダ5の開口端部の内周部に径方向外方に広がる第一テーパ面8を、エンドキャップ3に第一テーパ面8に圧接する第二テーパ面9をそれぞれ設け、超高圧室7からの荷重によりエンドキャップ3を軸方向に圧縮して、第二テーパ面9を径方向外方に張り出させて第一テーパ面8に強固に圧接し、バックアップリング2の背部に隙間が空くのを防止し、エンドキャップ3の焼き付き等が起こる箇所を、シリンダ5の内周部からテーパ面8,9の部分に遠ざけ、新たなシールリング1の挿入時、その外周部を焼き付き跡等で傷付けることがないようにした。
Claim (excerpt):
超高圧シリンダ5の内周面と該シリンダ5の内部に突入する突入部材6の外周面との間に介装されて、前記シリンダ5の内部に形成する超高圧室7を密閉するシールリング1と、このシールリング1の背面を受け止めるバックアップリング2と、このバックアップリング2の背面を受け止め、前記シリンダ5の開口端部に一体的に保持するエンドキャップ3とを備えた超高圧用シール装置であって、前記バックアップリング2を軟質樹脂材料で形成すると共に、前記エンドキャップ3を金属材料で形成する一方、前記シリンダ5の開口端部の内周部に、径方向外方に広がる第一テーパ面8を、前記エンドキャップ3に、前記第一テーパ面8に圧接する第二テーパ面9をそれぞれ設けていることを特徴とする超高圧用シール装置。

Return to Previous Page