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J-GLOBAL ID:200903019564991250

レーザー速度計を用いた熱間粗圧延におけるスリップ予測制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉信 興
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993187918
Publication number (International publication number):1995039916
Application date: Jul. 29, 1993
Publication date: Feb. 10, 1995
Summary:
【要約】【目的】 熱間粗圧延工程での帯鋼のスリップ現象を軽減する。その結果安定通板・操業者負荷軽減を実現する。【構成】 帯鋼の圧延条件・寸法と過去の先進率実績値を基に粗リバースミル圧延時の帯鋼の先進率を線型モデル式によって予測する予測手段と、予測手段で求めた予測先進率、先進率規範モデル、及びロール組替情報から圧延中にスリップさせない最適な圧延速度を計算する圧延速度設定手段と、先進率実積値を用いて予測手段のモデルパラメータをオンライン適応修正する適応修正手段を保有するプロセスコンピュータ1、粗圧延機の圧延速度をダイナミック制御する制御用コントローラ2、粗圧延機前後面に設置されたレーザー速度計4、5による帯鋼速度検出手段を備える。
Claim (excerpt):
幅圧延機+水平圧延機+幅圧延機でなる熱間粗圧延機群で圧延する帯鋼の、直近過去の先進率の傾向管理を行いながら、帯鋼寸法と水平圧下量を含む圧延条件の線形結合式によって粗圧延途中での帯鋼と圧延機との相対速度を予測算出して圧延材のスリップ発生を予測する予測手段と、直近での、ロ-ル材質,ロ-ル表面粗度およびロ-ル組替後の圧延本数、のうちの少くとも一者を含むロール組替情報と、前記予測手段で求めた相対速度と、を元に、前記予測手段がスリップ発生を予測した帯鋼に対してスリップを実質上生じない圧延速度を決定する圧延速度設定手段と、該圧延速度設定手段が決定した圧延速度を目標値として前記熱間粗圧延機群の圧延速度を制御するコントローラと、前記熱間粗圧延機群の入側および出側に設置され、圧延される帯鋼の速度を測定するレーザードップラー型速度計と、該レーザードップラー型速度計が測定した帯鋼の入側速度および出側速度と前記水平圧延機の速度から帯鋼と圧延機との相対速度すなわち実績相対速度を算出する実績値算出手段と、前記実績相対速度に対する前記予測手段の予測相対速度の誤差を、複数忘却係数・重み付き逐次形最小二乗フィルターに与えて、該誤差が零となるように前記予測手段の前記線形結合式のパラメータをオンライン適応修正する適応修正手段と、を備える、レーザー速度計を用いた熱間粗圧延におけるスリップ予測制御装置。
IPC (5):
B21B 37/46 ,  B21B 37/00 BBM ,  B21C 51/00 ,  G01P 3/36 ,  G05B 13/04
FI (2):
B21B 37/00 137 A ,  B21B 37/00 BBM
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭62-197210

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