Pat
J-GLOBAL ID:200903019645388702

離型層を有する基材

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岩見谷 周志
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992336652
Publication number (International publication number):1994041323
Application date: Apr. 22, 1987
Publication date: Feb. 15, 1994
Summary:
【要約】【構成】 表面に離型層を有する紙等の基材であって、メチルビニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、白金系触媒、HLBが10〜20のノニオン系乳化剤及び水を含む離型用シリコーンエマルジョン組成物を、紙等の基材の塗布し、これを硬化することにより表面に離型層が形成されていることを特徴とする。【効果】 かかる基材に形成された離型層は、剥離性や残留接着性に優れており、離型紙等の用途に極めて有効に適用される。
Claim (excerpt):
表面に離型層を有する基材において、該離型層は、基材表面に塗布された離型用シリコーンエマルジョン組成物を加熱することにより形成された硬化皮膜から成るものであって、該エマルジョン組成物として、(A)下記一般式(1):【化1】〔式中、R1 は、同一でも異なっていてもよく、脂肪族不飽和結合を含まない一価の炭化水素基であって、全R1 の少なくとも80モル%はメチル基であり、aは、該重合体の25°Cにおける粘度が25〜95csとなる整数である。〕又は下記一般式(2):【化2】〔式中、R1 は、前記と同じであり、b及びcは、全有機基の1.0〜10モル%がビニル基であり且つ該重合体の25°Cにおける粘度が30〜5,000cs となる整数である、〕で表されるオルガノビニルポリシロキサンの少なくとも1種、100重量部(B) 下記一般式(3):【化3】〔式中、R1 は、前記と同じであり、R2 は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又は一価炭化水素基であり、d及びeは、該重合体のケイ素原子に結合した全ての側鎖の基及び原子の10〜47.5モル%が水素原子となり且つ該重合体の25°Cにおける粘度が5〜200csとなる整数である、但しeは1以上の整数である、〕で表され、分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、1〜50重量部、(C) 25°Cにおける粘度が10cs以下である白金系触媒、0.5〜5重量部、(D) 平均HLBが10〜20、pHが6.5以下、且つイオン伝導度が30μΩ-1cm-1以下であるノニオン系乳化剤、1.5〜15重量部、及び(E) 水、を含有してなるものが使用されたものである基材。
IPC (6):
C08J 3/24 CFH ,  B01F 17/54 ,  C08L 83/07 LRQ ,  C09J 7/02 JKV ,  C08L 83/07 ,  C08L 83:05

Return to Previous Page