Pat
J-GLOBAL ID:200903019685204795

難分解性多ハロゲン化有機化合物の低温分解法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松永 孝義
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994064799
Publication number (International publication number):1995265460
Application date: Apr. 01, 1994
Publication date: Oct. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 効率的で、簡略化した難分解性多ハロゲン化有機化合物の光化学的低温分解法を提供すること。【構成】 PCBsなどの難分解性多ハロゲン化有機化合物のメタノール溶液と半導体(SiC、TiO2等)と第二鉄塩水溶液の混合溶液に低圧紫外光を照射しながら、60%H2O2をゆっくり滴下すると発熱により混合溶液が75〜95°Cに達して、前記有機化合物がラジカル分解する。溶液中に浸漬した半導体は低圧紫外光により電子が励起され、この励起電子がFe3+をFe2+に還元し、このF2+とH2O2との反応によってヒドロキシルラジカル(・OH)が発生して、このラジカルが前記有機化合物を分解する。また、前記励起電子が溶存酸素に作用してスーパーオキサイド(O2-)とし、O2-がFe3+に作用して前記有機化合物の分解反応が進行するものとも考えられる。
Claim (excerpt):
難分解性多ハロゲン化有機化合物のメタノール溶液と半導体と第二鉄塩水溶液の混合溶液に低圧紫外光を照射しながら、高濃度過酸化水素を加えることを特徴とする難分解性多ハロゲン化有機化合物の低温分解法。

Return to Previous Page