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J-GLOBAL ID:200903019710024586

焼却灰溶融スラグからの人工砂利製造方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉村 勝俊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996139519
Publication number (International publication number):1997301750
Application date: May. 08, 1996
Publication date: Nov. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】 ごみ焼却灰や下水汚泥乾燥粉等の溶融スラグから、無害化されかつ緻密に再結晶したコンクリート用人工骨材としての人工砂利を合成すること。【解決手段】 焼却灰を還元溶融する際に、溶融スラグ7のMgO含有量が5〜20%となるように冶金滓または天然鉱物類を焼却灰に添加し成分調整する。焼却灰を還元溶融することにより焼却灰中のFe系酸化物を還元して溶融銑鉄5を滞留させると同時に、重金属類等を可及的に含まない溶融スラグ7を生成して溶融銑鉄5の上部に滞留させる。溶融スラグ7を溶融銑鉄5とは独立して出滓した後に徐冷した状態で共晶凝固現象に基づいて一次再結晶させる。一次再結晶させる際に凹み溝を溶融スラグ7の上面に形成しておき、凝固後に破砕して5〜25mmとし、それを約1,000°Cの温度雰囲気に保持して残留する非晶質部分を二次再結晶させることにより、緻密な再結晶した人工砂利24を製造する。
Claim (excerpt):
生活ごみ,下水汚泥,産業廃棄物等のごみを焼却して生じた焼却灰の溶融スラグから人工骨材を合成するために、還元容易なFe・Cr・P等の酸化物を溶融還元して溶融銑鉄を生成すると共にガス含有率が低くSiO2等を主成分した溶融スラグを生成し、該溶融スラグを徐冷した状態で凝固させ、凝固した鋳造スラグを破砕し、破砕された鋳造スラグ中に残留する非晶質部分を熱処理すると共に残留内部歪を除去して、ガス含有率の極めて低い組織の緻密な結晶化が図られたスラグを生成させるコンクリート用人工骨材の製造方法において、MgO含有量が5%ないし20%までの範囲における目標%もしくはそれに極めて近似した含有%となるような低融点であって共晶凝固する組成を有した溶融スラグを生成させ、床敷き用砂上へ前記溶融スラグを供給し、その後に被覆用砂で該溶融スラグを覆い、該被覆用砂および前記溶融スラグの上面に多数の凹み溝を与えると共に、型押しすることにより前記溶融スラグの厚みが25mm以下となるように調整し、その後に保温用砂を被せ、前記溶融スラグを共晶凝固現象に基づき一次再結晶させるようにしたことを特徴とする焼却灰溶融スラグからの人工砂利製造法。
IPC (3):
C04B 5/02 ,  B09B 3/00 ,  C04B 18/04 ZAB
FI (3):
C04B 5/02 ,  C04B 18/04 ZAB ,  B09B 3/00 303 L

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