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J-GLOBAL ID:200903019717028412

ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン誘導体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高島 一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996066860
Publication number (International publication number):1997255679
Application date: Mar. 22, 1996
Publication date: Sep. 30, 1997
Summary:
【要約】【課題】 ニコチン様コリン作動薬として有用なジアザビシクロ[3.3.1]ノナン誘導体[10]の新規な製造方法の提供。【解決手段】 化合物[5]を接触水素添加反応に付して化合物[6]とし、これを閉環反応に付して、さらにベンジルハライドと反応させて化合物[8]とし、光学活性な酸を用いて光学分割することにより、化合物[1]を得る。化合物[1]から化合物[10]を製造する。【効果】 化合物[10]を効率的に低コストで製造できる。【化1】
Claim (excerpt):
次の工程を含むことを特徴とする式[1]【化1】(式中、Bnはベンジル基を表す。)で示される(1R,5S)-7-ベンジル-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-2-オンの製造方法。(a)式[2]【化2】で示される5-ブロモニコチン酸をエステル化反応に付して、下記式[4]【化3】(式中、R6 はアルキル基を表す。)で示されるエステル化合物とし、(b)このエステル化合物をニトリル化反応に付して、下記式[5]【化4】(式中、R6 はアルキル基を表す。)で示されるニコチン酸エステル化合物とし、(c)このニコチン酸エステル化合物を酸の存在下、接触水素添加反応に付して、下記式[6]【化5】(式中、R6 はアルキル基を表す。)で示されるピペリジン化合物とし、(d)このピペリジン化合物を閉環反応に付して、さらにベンジルハライドと反応させることにより下記式[8]【化6】(式中、Bnはベンジル基を表す。)で示されるジアザビシクロ[3.3.1]ノナン化合物とし、(e)このジアザビシクロ[3.3.1]ノナン化合物を、光学活性な酸を用いるジアステレオマー晶析法により光学分割することにより、下記式[1]【化7】(式中、Bnはベンジル基を表す。)で示される(1R,5S)-7-ベンジル-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-2-オンを得る。
IPC (8):
C07D471/08 ,  A61K 31/435 AAM ,  A61K 31/445 AAB ,  B01J 27/10 ,  C07B 57/00 350 ,  C07D213/80 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (7):
C07D471/08 ,  A61K 31/435 AAM ,  A61K 31/445 AAB ,  B01J 27/10 X ,  C07B 57/00 350 ,  C07D213/80 ,  C07B 61/00 300

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