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J-GLOBAL ID:200903019805566173

音抽出方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山田 正紀 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992171093
Publication number (International publication number):1994011384
Application date: Jun. 29, 1992
Publication date: Jan. 21, 1994
Summary:
【要約】【目的】本発明は、複数の音源から同時に発せられた音を複数のマイクロフォン等のセンサで収録して得た複数の信号に基づいて、上記複数の音源のうちの所望とする音源から発せられた音を抽出する音抽出方法およびその方法の実施に用いる音抽出装置に関し、新たな音源が加わった場合に、所望とする音源から音の発生を一旦休止させることなく該所望とする音源からの音を分離度よく抽出する。【構成】所望とする音源から発せられた音を含む全ての音源から発せられた音を抑圧する第1のフィルタを求め、この第1のフィルタを用いて新たに加わった音源から発せられた音を抽出し、これに基づいてこの新たな音源から発せられた音も抑圧するとともに、所望とする音源から発せられた音を抽出する第2のフィルタを求める。
Claim (excerpt):
所望とする音源を含む複数の音源から音が発せられている時点の音を互いに異なる位置に配置した複数のセンサのそれぞれで収録することにより複数の第1の信号を得、これら複数の第1の信号の各クロススペクトル及び各パワースペクトルを求め、これら求められた各クロススペクトル及び各パワースペクトルを要素とする伝達関数行列に基づいて、前記複数音源から発せられた音を抑圧する、前記複数のセンサそれぞれに対応するフィルタ要素を持つ第1のフィルタを求め、前記複数の音源から音が発せられるとともに前記複数の音源以外の他の1つの音源からも音が発せられている時点の音を前記複数のセンサで収録して、該複数のセンサのそれぞれで収録され対応する前記フィルタ要素を経由した複数の第2の信号と、前記第1のフィルタを経由した第3の信号を得、前記第2の信号のそれぞれと前記第3の信号との間の各クロススペクトルを求め、前記所望とする音源については該所望とする音源と前記複数のセンサのそれぞれとの間の音伝達の時間遅れを表わす関数を要素とするとともに、前記所望とする音源以外の前記他の1つの音源を含む複数の音源については前記クロススペクトル及び前記パワースペクトルを要素とする伝達関数行列に基づいて前記所望とする音源以外の音源から発せられた音を抑圧する第2のフィルタを求め、該第2のフィルタを用いて前記所望とする音源から発せられた音を抽出することを特徴とする音抽出方法。
IPC (3):
G01H 3/08 ,  G01H 17/00 ,  G10L 3/02 301

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