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J-GLOBAL ID:200903019845001160

螺旋構造を有する有機無機複合体、金属酸化物、およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 筒井 知
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999319070
Publication number (International publication number):2001139580
Application date: Nov. 10, 1999
Publication date: May. 22, 2001
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 有機低分子ゲルを鋳型とし螺旋状金属酸化物(例えばシリカ)に構成金属とは別の金属が固着した構造体を得る。【解決手段】 一般式Iのアザクラウン環含有コレステロール誘導体〔nは0または1、Xは式IIのいずれかの官能基〕を金属塩溶液に溶解後蒸発乾固した金属塩由来金属を包接したコレステロール誘導体と、金属酸化物の前駆体含有ゾルゲル反応溶液との混合液中でコレステロール誘導体ゲルを形成・保持して金属酸化物の重合を進め、内側がコレステロール誘導体、外側が金属酸化物である螺旋二重円筒状構造の有機無機複合体を得る。さらにこれからコレステロール誘導体を除去して表面に金属酸化物構成金属とは別の金属が固着した中空糸状の円筒螺旋状金属酸化物を得る。
Claim (excerpt):
(1)下記の式(I)で表されるアザクラウン環を有するコレステロール誘導体を金属塩溶液に溶解させた後、蒸発乾固することにより、該金属塩由来の金属を包接したアザクラウン環を有するコレステロール誘導体を調製する工程、(2)イ.金属を包接した前記コレステロール誘導体、ロ.前記金属塩由来の金属とは別異の金属の金属酸化物の前駆体、該金属酸化物の前駆体からゾルゲル反応により金属酸化物重合体を生成するための触媒、水、および、必要により該金属酸化物の前駆体、触媒、水を溶解し得る溶媒から成るゾルゲル反応溶液、ならびに、ハ.必要により前記コレステロール誘導体と前記ゾルゲル反応溶液とを溶解し得る有機溶媒、を含有する均一混合液を調製する工程、(3)イ.前記均一混合液から前記有機溶媒を除去するか、ロ.前記均一混合液を加熱した後、冷却するか、またはハ.前記均一混合液を冷却する、ことにより前記コレステロール誘導体のゲルを形成させる工程、ならびに(4)前記ゲル形成した系を保持して、前記金属酸化物前駆体由来の金属の金属酸化物の重合を進行させる工程、を含むことを特徴とする、螺旋状で前記金属塩由来の金属を保持した前記コレステロール誘導体の表面に、前記金属酸化物前駆体由来の金属の金属酸化物が付着した有機無機複合体の製造方法。【化1】〔式(I)中、nは0または1であり、Xは下記(II)に示されるいずれかの官能基である。〕【化2】
IPC (3):
C07F 1/10 ,  C01B 33/12 ,  C07J 9/00
FI (3):
C07F 1/10 ,  C01B 33/12 A ,  C07J 9/00
F-Term (46):
4C091AA01 ,  4C091BB06 ,  4C091CC01 ,  4C091DD01 ,  4C091EE05 ,  4C091FF01 ,  4C091GG01 ,  4C091HH01 ,  4C091JJ03 ,  4C091KK01 ,  4C091LL01 ,  4C091MM03 ,  4C091NN01 ,  4C091PA02 ,  4C091PA05 ,  4C091PB05 ,  4C091QQ01 ,  4C091SS04 ,  4G072AA28 ,  4G072AA38 ,  4G072CC13 ,  4G072GG01 ,  4G072GG03 ,  4G072HH30 ,  4G072JJ11 ,  4G072JJ47 ,  4G072LL06 ,  4G072LL11 ,  4G072MM01 ,  4G072MM02 ,  4G072MM21 ,  4G072MM31 ,  4G072MM36 ,  4G072PP17 ,  4G072RR05 ,  4G072UU30 ,  4H048AA01 ,  4H048AA02 ,  4H048AB40 ,  4H048AC93 ,  4H048VA20 ,  4H048VA22 ,  4H048VA30 ,  4H048VA32 ,  4H048VA57 ,  4H048VB10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (2)
Article cited by the Patent:
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