Pat
J-GLOBAL ID:200903019879886226

白血球の内因性ペルオキシダーゼ活性に基く、新鮮並びに時間を置いた全血試料についての白血球分画計数を実施するための改良された方法と試薬組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 真田 雄造 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996144826
Publication number (International publication number):1996308593
Application date: May. 16, 1996
Publication date: Nov. 26, 1996
Summary:
【要約】【課題】 新鮮及び時間をおいた血液試料を用いる、白血細胞分画と分集団分析とを確度と精度を持って実行するため、改良された試薬組成物と方法とを提供する。【解決手段】 自働血液学分析機および流通式サイトメトリーによる分析において、すすぎ液残余の悪影響を軽減する特定のすすぎ溶液を使用する。
Claim (excerpt):
(a)血液試料と水性試薬組成物とを混合して均一な反応混合物を形成させ、その試薬組成物は(i)赤血細胞は溶解してヘモグロビンを放出させるが、その試料中の白血細胞母集団は溶解しない有効濃度の非イオン性ポリエトキシラート界面活性剤と、(ii)赤血細胞は溶解するが、その試料中の白血細胞母集団は溶解しない有効濃度の陰イオン性または双性イオン性類のイオン性界面活性剤と、(iii)白血細胞を化学的に橋かけさせるが、その試料中の溶解性の赤血細胞は橋かけしない有効濃度のホルムアルデヒドまたはパラホルムアルデヒドと、(iv)その試料中のリンパ球の検出性を増大させる有効濃度の糖または糖アルコールと、(v)その反応混合物の中性または中性に近いpHを約6.9〜7.6に保持するための緩衝剤または緩衝剤混合物を含有し、(b)その段階(a)の反応混合物を約60〜75°Cの温度に加熱し、それによって試料中の赤血細胞を溶解し白血細胞を固定し、そして、(c)その反応混合物中の白血細胞の少くとも一部分を染色し、その懸濁物中に染色された白血球母集団と染色されてない白血球母集団とを生じさせ、その場合、前記水性試薬混合物中における非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤との両者の存在が、新鮮血液試料および採血後室温で少くとも約1日貯蔵した時間を置いた血液試料に関し、正確で信頼性のある白血球分画計数結果を段階(c)の後に与える各段階を包含する、試料中の白血細胞分集団の内因性ペルオキシダーゼ活性の測定に基く、赤血細胞と白血細胞とを含有する新鮮または時間を置いた全血試料についての白血細胞分画計数および分集団分析のための改良された方法。
IPC (4):
C12Q 1/28 ,  C12Q 1/06 ,  G01N 15/14 ,  G01N 33/49
FI (4):
C12Q 1/28 ,  C12Q 1/06 ,  G01N 15/14 C ,  G01N 33/49 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (8)
  • 特開昭62-071857
  • 特開平3-252556
  • 特開平3-266999
Show all

Return to Previous Page