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J-GLOBAL ID:200903019953147830
密閉電池の安全装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
前田 弘 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995256308
Publication number (International publication number):1996339793
Application date: Oct. 03, 1995
Publication date: Dec. 24, 1996
Summary:
【要約】【課題】 電流遮断機構から溶接部をなくし、かつ、設定内圧値に対する電流の接続から遮断への切換のための調整,設定の容易化を図る。【解決手段】 封口体2の周囲を絶縁ガスケット5を介してかしめ固定することにより電池缶1の開口部1aを封止する。封口体を、発電要素3からのリード線4が接続される剛性円板状封口蓋6、絶縁リング7、円環状突起8bが当接して封口蓋と電気的に接続される可撓性導通板8、貫通孔31に密に嵌合されて上端面が導通板に近接されたゴム製安全弁30、及び、キャップ状正極端子9で構成する。貫通孔の小径孔部に対する安全弁の中間段差面部分の圧入抵抗力が設定内圧値を超える電池缶内圧に基づく安全弁への押圧力より小となるようにし、設定内圧値を超えると安全弁の圧入により上方に相対移動して突起を離し、さらに内圧が上昇すると安全弁の鍔部が圧入し貫通孔を飛び抜けて脆弱部8cを破断させるようにする。安全弁を封口蓋と一体加硫成形して組付けの確実化を図る。
Claim (excerpt):
発電要素が電池缶の内部に収容され、電池缶の外側に向いた開口部が封口体によって密閉されている密閉電池の安全装置において、上記封口体は、導電材料により可撓性を有するように形成された可撓性導通板と、導電材料により電池缶の内部を密閉しその内圧に対抗して実質的に変形しない剛性を有するように形成された封口蓋と、絶縁材料により形成され電池缶の内圧上昇により相対移動する安全弁とを備え、上記封口蓋は、略中央部に貫通孔を有し外周縁部が電池缶の開口部に気密に取付けられ、電池缶内に臨む内面に上記発電要素からのリード線が接続され、上記導通板は、外縁部が電池缶の開口部であって上記封口蓋より外側位置で上記封口蓋の外面と絶縁部材を介して重合されて、上記貫通孔の近傍位置で上記封口蓋と当接して電気的接続状態になるよう位置固定され、上記安全弁は、上記封口蓋の貫通孔に対しこの貫通孔を封止するよう電池缶内部から上記導通板まで内外方向に挿通された状態で先端面が上記導通板に近接するよう位置付けられ、上記貫通孔を構成する孔内面と、この孔内面に相対向する安全弁の周方向の外面とは、電池缶の内圧が上昇して設定内圧値に達するまではその内圧に抵抗して上記導通板に対する安全弁の相対変位を阻止した状態に保持する一方、上記設定内圧値を超える内圧の作用により上記安全弁を上記導通板側に相対変位させて上記導通板と封口蓋との当接を離すような抵抗力を発揮するよう互いに嵌合されていることを特徴とする密閉電池の安全装置。
IPC (2):
H01M 2/12 102
, H01M 2/34
FI (2):
H01M 2/12 102
, H01M 2/34 A
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