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J-GLOBAL ID:200903020118620476

質量スペクトルピークの同定

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2001566161
Publication number (International publication number):2003526793
Application date: Mar. 07, 2001
Publication date: Sep. 09, 2003
Summary:
【要約】サンプル分子に関して、実験的に得られた質量スペクトル(262)のモノアイソトピック質量ピークを、相互相関法を用いて決定する。既知のモノアイソトピックピーク位置を有するモデルスペクトル(261)を、サンプル分子に関する知識に基づいて生成する。スペクトル同士の相互位置を選択し、強度IMODEL,IEXPから相関値のセットを計算する。相互相関解析により、モデル質量スペクトルと実験質量スペクトル間の最良適合を見つけ出す。最良適合は、品質係数の最良値で表される。実験質量スペクトルとの最良適合を示すモデルスペクトルのモノアイソトピックピーク位置を、実験スペクトルのモノアイソトピックピークに最も近いものとして選択する。質量スペクトルの解析部分での電荷状態を知ることで、サンプル分子のモノアイソトピック質量を決定できる。
Claim (excerpt):
サンプル分子を表す実験的に得られた質量スペクトル(300)の少なくとも一部に基づいて、前記実験的に得られた質量スペクトル(300)と前記サンプル分子に対するモデル質量スペクトルを比較することにより、前記サンプル分子のモノアイソトピック質量を決定する方法において、 a)以下のi)〜iii)の工程により前記スペクトル同士の最高相関を決定する工程と、i)前記サンプル分子のモノアイソトピック質量および電荷状態(Z)を含む一つまたはそれ以上の未知のパラメータに対する値を仮定する工程であって、前記パラメータは、前記サンプル分子のモデル質量スペクトルのピーク形状を記述しており、ii)モデルモノアイソトピック質量ピークの位置を含むモデル質量スペクトルを計算する工程(301〜304)であって、前記モデル質量スペクトルは、サンプル分子の未知パラメータに関する前記仮定値を表す理論上のモデル分子に対して予想されるスペクトルを表しており、iii)実験的に得られたスペクトルのm/Z軸に沿って前記モデル質量スペクトルを逐次移動させて相互相関法を適用することにより(305〜309)、実験的に得られた質量スペクトルとの最良適合を与える、実験質量スペクトルのm/Z軸に沿った前記モデル質量スペクトルの位置を決定する工程 選択された回数だけ工程i)〜iii)を繰り返し(310)、各回ごとに、前記未知パラメータの修正した仮定値に基づいて修正モデル質量スペクトルを計算し、 b)最高相関を有するモデルスペクトルを選択し、該スペクトルに関連するモノアイソトピック質量を、サンプル分子の実際のモノアイソトピック質量とする工程とを含むことを特徴とする方法。
IPC (2):
G01N 27/62 ,  H01J 49/26
FI (2):
G01N 27/62 D ,  H01J 49/26
F-Term (1):
5C038HH28

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