Pat
J-GLOBAL ID:200903020315271335

プロピレン-芳香族ビニル化合物共重合体及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995078822
Publication number (International publication number):1996269134
Application date: Apr. 04, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 本発明の目的は、プロピレン-芳香族ビニル化合物共重合体及びその製造方法に関し、プロピレン連鎖に特定の立体規則性を有する新規な共重合体及びその効率的な製造方法を提供することにある。【構成】 プロピレン連鎖がシンジオタクティク構造および均一な組成を有し、かつ芳香族ビニル化合物含有量が多いという特徴により、シンジオタクティクポリプロピレンの優れた特性(柔軟性、しなやかさ、成形性、透明性)を生かしながら、耐熱酸化性、耐高エネルギー放射線性に優れ、また結晶性ポリプロピレンの添加剤、熱可塑性エラストマー、シンジオタクティクポリプロピレンと非結晶性ポリスチレンとの相溶化材などとして有用な、シンジオタクティクポリプロピレンと芳香族ビニル化合物との新規な共重合体を得た。また、特定の金属化合物と助触媒の使用により、工業化に適する収率の良いその製造方法を得た。
Claim (excerpt):
下記の一般式【化1】で表されるプロピレン構造単位式(I)と下記の一般式【化2】(式中、nは0〜5までの整数。Phはフェニル基を表す。Rはハロゲン原子、あるいは炭素数1〜8の置換基を示す。nが複数の場合は各Rは同じでも異なっていてもよい。)で表される芳香族ビニル化合物構造単位式(II)から成る共重合体であって、芳香族ビニル化合物の含有量が0.01〜98モル%であり、かつプロピレン構造単位式(I)の連鎖がシンジオタクティクインデックス20%以上の構造を有し、芳香族ビニル化合物構造単位式(II)が連鎖を有しないか、または芳香族ビニル化合物構造単位式(II)の連鎖は特定の立体規則性を有しないことを特徴とし、かつ重量平均分子量が1000〜100万であるプロピレン-芳香族ビニル化合物共重合体。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
  • 特開平4-178407
  • 特開平4-348114
  • 特開平4-300904
Show all
Cited by examiner (10)
  • 特開平4-178407
  • 特開平4-348114
  • 特開平4-300904
Show all

Return to Previous Page