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J-GLOBAL ID:200903020477835321
二慣性系における結合軸の機械時定数同定方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
森田 雄一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991277070
Publication number (International publication number):1993015186
Application date: Sep. 27, 1991
Publication date: Jan. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】電動機と負荷機械を軸により結合した二慣性系において、簡単なソフトウェアと安価なハードウェアを用いて結合軸の機械時定数を自動的に同定する。【構成】制御装置100から、結合軸7が振動するように電動機4のトルク指令を与えた後に指令をゼロにし、電動機4,負荷機械6,結合軸7の機械時定数及び回転速度のみからなる運動方程式で記述される自由振動状態とする。この時の特性式に基づき同定した前回サンプル点での結合軸7の機械時定数と、前々回、前回及び今回サンプル点での電動機回転速度検出値とを用い、軸振動状態における今回サンプル点での電動機回転速度検出値に対応するモデル回転速度を機械系モデル8が予測演算し、モデル回転速度と電動機回転速度検出値との偏差がゼロになるように今回サンプル点での結合軸7の機械時定数を修正して同定する。
Claim (excerpt):
電動機と負荷機械とが軸により機械的に結合されている二慣性系であって、一定のサンプル時間によりサンプリングされる電動機の回転速度検出値と既知である電動機及び負荷機械の機械時定数とに基づき結合軸の機械時定数を同定する方法において、電動機のトルクを制御可能なディジタル制御装置から、結合軸振動が起きるように前記電動機のトルク指令を与えた後にこのトルク指令をゼロにすることにより、電動機及び負荷機械の機械時定数並びに同定するべき結合軸の機械時定数及び電動機の回転速度のみから構成される運動方程式で記述される自由振動状態とし、この自由振動状態の特性式に基づいて同定した前回のサンプル点での結合軸の機械時定数と、前々回、前回及び今回のサンプル点での電動機回転速度検出値とを用いて、軸振動状態における今回のサンプル点での電動機回転速度検出値に対応するモデル回転速度を予測演算する機械系モデルを設け、前記モデル回転速度と電動機回転速度検出値との偏差がゼロになるように、今回のサンプル点での結合軸の機械時定数を修正してこれを同定することを特徴とする二慣性系における結合軸の機械時定数同定方法。
IPC (2):
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