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J-GLOBAL ID:200903020838675928

蓄熱燃焼システムおよびそれに使用する燃焼・ガス化炉

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 村瀬 一美
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996230682
Publication number (International publication number):1998073236
Application date: Aug. 30, 1996
Publication date: Mar. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 石炭やごみなどの燃焼灰を伴う燃料を上質の液体燃料やガス燃料と同等の取り扱い性で燃焼可能とする。【解決手段】 燃焼・ガス化部51とスラグ捕獲部52とスラグ抽出部53とを少なくとも有すと共に少なくともスラグ捕獲部52及びスラグ抽出部53にセラミックから成る充填物58,59が充填され、充填物58,59の充填層を通過してガス化ガスが取り出されるガス化装置5を備え、蓄熱体2,2を通過して高温に予熱された燃焼用空気の一部をガス化装置5に供給して高温予熱空気で灰の溶融温度以上に温度を保持して灰分を含む固体燃料を部分燃焼させてガス化し、このガス化ガスを燃料として高温予熱空気の残部とともに燃焼室内12に噴射して拡散燃焼させる一方、燃焼室内12から燃焼排ガスを抜き取り燃焼用空気が通過したのとは別の蓄熱体2を通してから排気し、排ガスを利用して高温に空気を予熱してから連続供給しながら固体燃料を連続的にガス化してあるいは燃焼してガス化ガスあるいは燃焼ガスを供給するようにしている。
Claim (excerpt):
蓄熱体を備えこの蓄熱体に対する排ガス及び燃焼用空気の流れを相対的に切り替えることによって排ガスの温度に近い高温に予熱された燃焼用空気を連続供給しながら連続的に供給される燃料を燃焼させる蓄熱燃焼システムにおいて、燃焼・ガス化部とスラグ捕獲部とスラグ抽出部とを少なくとも有すと共に少なくとも前記スラグ捕獲部及びスラグ抽出部にセラミックから成る充填物が充填され、前記充填物の充填層を通過してガス化ガスが取り出されるガス化装置を備え、前記蓄熱体を通過して高温に予熱された燃焼用空気の一部を前記ガス化装置に供給して前記高温予熱空気で灰の溶融温度以上に温度を保持して灰分を含む固体燃料を部分燃焼させてガス化し、このガス化ガスを燃料として前記高温予熱空気の残部とともに燃焼室に噴射して拡散燃焼させる一方、前記燃焼室から燃焼排ガスを抜き取り燃焼用空気が通過したのとは別の前記蓄熱体を通してから排気することを特徴とする蓄熱燃焼システム。

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