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J-GLOBAL ID:200903020869647299
急峻壁に植生可能な覆工面部を形成する方法及びそのための保持器具
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高月 猛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995197763
Publication number (International publication number):1996053843
Application date: Aug. 02, 1995
Publication date: Feb. 27, 1996
Summary:
【要約】【課題】 急峻壁に対し完全な植生が可能であり且つ植生可能な覆工面部の外観形状を長期間維持可能な保持器具や施工方法を提供する。【解決手段】 急峻壁4の壁面部3に設けられる覆工面部2は、土留格子8にジオテキスタイル9を敷いて中詰材料10を入れる保持器具1により形成した覆工層7を積み重ねてなる。急峻壁に固着させた固定器具12に、勾配線15に対し平行に伸張するガイド体13が固定され、このガイド体13に、土留格子8が止め具11を介して連結する。止め具11は滑り要素14によりガイド体13に摺動可能に連結している。施工方法は、まず壁面部3にガイド体13を勾配線15に平行させて配置し固定器具12に固定する。土留格子8を壁面部3に配置して止め具11を接続し、該止め具11の滑り要素14をガイド体13に連結する。ジオテキスタイル9を土留格子8に敷いて中詰材料10を充填し、覆工層7を形成する。全覆工層7が完成するまで以上を繰り返し、植生可能な覆工面部2を形成する。
Claim (excerpt):
覆工層を重ねて得られる植生可能な覆工面部を、少なくとも急峻壁の部分的に平らな壁面部に形成するための保持器具であって、前記急峻壁中に固着させた固定器具に対して止め具を介し土留格子を連結し、そして、この土留格子内にシート状ジオコンパチブル製品を敷いてその中に中詰材料を入れ保持することで覆工層を形成する保持器具において、前記固定器具の少なくとも1つに固定され、前記壁面部における勾配線に対し平行方向に伸張して該壁面部に配置されるガイド体が設けられ、前記止め具は、前記土留格子から離間配設された滑り要素を有してこの滑り要素により前記ガイド体と摺動可能に連結し、そして、該止め具により前記土留格子と前記ガイド体との間の最大間隔が設定されることを特徴とする保持器具。
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