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J-GLOBAL ID:200903020913375307

広い分子量分布を有するシンジオタクチツク-ポリオレフインの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江崎 光史 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992134030
Publication number (International publication number):1993140228
Application date: May. 26, 1992
Publication date: Jun. 08, 1993
Summary:
【要約】【構成】 一つ、二つまたはそれ以上の数のモードを持つ分子量分布MW /Mn ≧3を有するシンジオタクチック-ポリオレフィンが、アルミノキサンと、立体剛性がありそしてZrおよび置換基R1 〜R4 によって形成される部分がCs 対称または僅かに歪んだCs 対称を示す式I【化1】で表される少なくとも二種類のメタロセンとより成る触媒系を使用することによって得られる。【効果】 広いまたは二つ以上のモードのある分子量分布を持つポリオレフィンが製造できる。
Claim (excerpt):
式 Ra CH=CHRb [式中、Ra およびRb は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数1〜14のアルキル残基を意味するかまたはRa およびRb はそれらが結合する原子と一緒に環を形成し得る。]で表されるオレフィンを溶液状態で、懸濁状態でまたは気相で-60〜200°Cの温度、0.5〜100bar の圧力のもとで遷移金属化合物(メタロセン)と式II【化1】〔式中、R9 は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のフルオロアルキル基、炭素原子数6〜18のアリール基、炭素原子数6〜18のフルオロアリール基または水素原子でありそしてnは0〜50の整数である。〕で表される線状の種類および/または式III【化2】〔式中、R9 およびnは上記の意味を有する。〕で表される環状の種類のアルミノキサンまたは、アルミノキサンの替わりの式IIおよび/または式III のアルミノキサンと化合物AlR9 3 との混合物とより成る触媒の存在下に重合または共重合することによって、一つの、二つのまたはそれ以上の数のモードのある分子量分布MW /Mn ≧3.0のシンジオタクチック-ポリオレフィンを製造する方法において、遷移金属成分として、立体剛性がありそして、Zrおよび置換基R1〜R4 によって形成されている部分がCs 対称または僅かに歪んだCs 対称を示す式I【化3】〔式中、R1 およびR2 は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数6〜10のアリール基、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数7〜40のアルキルアリール基または炭素原子数8〜40のアリールアルケニル基であり、R3 およびR4 は互いに異なっておりそして中心原子のZrと一緒にサンドイッチ構造を形成し得る単環式または多環式の炭化水素残基であり、R5 は【化4】=BR6 、=AlR6 、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2 、=NR6 、=CO、=PR6 または=P(O)R6 であり、その際R6 、R7 およびR8 は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数1〜10のフルオロアルキル基、炭素原子数6〜10のフルオロアリール基、炭素原子数6〜10のアリール基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数8〜40のアリールアルケニル基または炭素原子数7〜40のアルキルアリール基であるかまたはR6 とR7 またはR6 とR8 とはそれぞれそれらの結合する原子と一緒に成って環を形成してもよくそしてM1 は珪素、ゲルマニウムまたは錫である。〕で表される少なくとも2種類のメタロセンを使用することを特徴とする、上記方法。
IPC (2):
C08F 10/00 MJF ,  C08F 4/642 MFG
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開平2-041303
  • 特開平2-274703
  • 特開平3-212408
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