Pat
J-GLOBAL ID:200903021091632350

熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 恩田 博宣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992344839
Publication number (International publication number):1994192490
Application date: Dec. 24, 1992
Publication date: Jul. 12, 1994
Summary:
【要約】【目的】 機械的物性等の熱可塑性樹脂の特長を保持しつつ、良好な塗膜密着性、耐衝撃性、耐候性を有し、しかも塗装性が改良された熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品を提供する。【構成】 非極性α-オレフィン系樹脂及び結晶性樹脂等の熱可塑性樹脂(1)と多相構造グラフト共重合体(2)とからなる熱可塑性樹脂組成物である。この多相構造グラフト共重合体は非極性α-オレフィン単量体と極性ビニル系単量体とからなる共重合体(Aセグメント)とビニル系重合体又は共重合体(Bセグメント)からなり、一方のセグメントが他方のセグメント中に粒子径0.001〜10μmの分散相を形成している。そして熱可塑性樹脂(1)/多層構造グラフト共重合体(2)の溶融粘度比が0.05以上のものである。この熱可塑性樹脂組成物に熱可塑性エラストマーを配合してもよい。また、この熱可塑性樹脂組成物を用いて成形することにより、バンパー等の樹脂成形品が得られる。
Claim (excerpt):
(1)非極性α-オレフィン系樹脂及び結晶性樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の熱可塑性樹脂と、(2)非極性α-オレフィン系単量体と極性ビニル系単量体とから形成される共重合体(Aセグメント)及び少なくとも1種のビニル系単量体から形成されるビニル系重合体又は共重合体(Bセグメント)とよりなり、一方のセグメントが他方のセグメント中に微細な粒子として分散相を形成している多相構造グラフト共重合体とから構成され、前記成分(1)と成分(2)との溶融粘度比が0.05以上の熱可塑性樹脂組成物。
IPC (5):
C08L 23/02 LCM ,  C08L 23/02 LCX ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L 51/06 LLM ,  C08L101/00 LSZ

Return to Previous Page