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J-GLOBAL ID:200903021152137918

光ピックアップ装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石川 泰男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995051571
Publication number (International publication number):1996249707
Application date: Mar. 10, 1995
Publication date: Sep. 27, 1996
Summary:
【要約】【目的】 基板の厚さが異なる複数種類の光記録媒体に対してそのいずれにおいても良好に情報を記録し、情報を再生することができ、構成が簡単で、フォーカス制御時あるいはトラッキング制御時における駆動も容易とする。【構成】 対物レンズ14は、1次回折光線束L1 に対して球面収差がほぼ零となるように設計されているとともに、ホログラムコリメータレンズ13は、非回折光線束L0 の対物レンズ14上の球面収差と基板の厚さの差に起因して対物レンズ14上で発生する球面収差とが予め設定した所定量だけ互いに打ち消し合うように焦点距離及び対物レンズとの間の光学的距離を定めているので、1次回折光線束L1 と非回折光線束L0 のいずれにおいても、所定の球面収差に補正されので、基板の厚さの異なる2種類の光記録媒体に情報を記録し、あるいは、光記録媒体から記録情報を再生する場合に、球面収差の量は所定範囲内となり、良好な記録あるいは再生を行なえる。
Claim (excerpt):
互いに厚さの異なる基板を有する複数種類の光記録媒体に対し、個別に情報を記録し、あるいは、記録情報を再生するための光ピックアップ装置であって、平行光線束を入射した場合に所定の基板厚さに対して球面収差がほぼ零となるように設計され、前記平行光線束を前記所定の厚さの基板を有する光記録媒体の情報記録面上に集光するとともに、他の入射光線束を集光する対物レンズと、光源からの記録若しくは前記再生のための光を1つ又は複数の回折光線束並びに非回折光線束に分離して、前記回折光線束のうち1つの回折光線束をほぼ平行な前記平行光線束として射出するとともに、前記非回折光線束の前記対物レンズ上の球面収差と、前記所定の厚さを有する基板と異なる厚さを有する基板に対しその厚さの差に起因して前記対物レンズで発生する球面収差と、が予め設定した所定量だけ互いに打ち消し合うように焦点距離及び前記対物レンズとの間の光学的距離を定めて配置したホログラムコリメータレンズと、を備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (1)
  • 特許第610055号

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